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『アイデアのつくり方』から学んだコト_1

仕事柄、サービスの企画をしたり、ちょっとしたアイデアを業務の中で実現させる機会は比較的多いのですが、その発想法についてあまり真剣に考えたことはありませんでした。

そんな中出会ったこの本。アイデア発想のフレームワークが実にシンプルにまとめられていて眼から鱗でした。名著だったようで、知らなかった自分が恥しいのですが、この出会いに素直に感謝したいと思います。

どんな技術を習得するにも学ぶべき重要なことは、以下の2つ。

第一に原理であり、第二に方法」アイデアの創出にも同じことが言えるとこの本は述べています。

アイデア創出の原理は以下2点です。

1.アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。
2.そして、既存の要素を新しい一つの組み合わせに導く才能は、事物の関連性を見つけ出す才能に依存する。

つまり、何も無いところからアイデアなんて出るわけがなく。「既存の要素」をどれだけ知っているか。そして、それらからどれだけ「関連性を見つける」ことができるかが必要だと本書は述べています。

私は個人的に技術やアイデアはパクってナンボだと思っています。ただ、パクるといっても対象をそのまま真似しても全く意味はなくって。複数の対象から複数の要素を見つけ出し、組み合わせて別のものに仕立ていく。それが「盗む」ってことかなって解釈しています。

では、そのアイデア創出技術の習得に必要な方法は、どういったものなのでしょうか。次回それについて記載したいと思います。

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