見出し画像

子育てで大事にするのは自分の感情ということ

自分はまだ子育て経験は全くないですが、紹介された本がとても面白く書き留めておきます。

タイトル自体も面白くてついつい読んでしまいたくなりました。

この本の面白いところは、子育てのテクニックではなく、徹底的に自分を肯定しそのためにどうすればいいかが書いてあるところです。

また、専門用語が全くないのに、ここまでうまく自分を見つめることの利点や方法を書きだしているのはなかなか他の本にはないと思います。

この本を読んでいると子育ての相談を受けていたことを思い出します。

我慢が美徳の日本文化

仕事をしていた時、子育ての相談はよくきていました。

ひきこもりや発達障害、子どもがいうことを聞かない、ゲーム依存症など。

その相談を受けながらいつも感じていたのは、保育者が子どもに対しても自分に対しても我慢をしないといけないと思い込んでいること。

少し我慢すればうまくいくのにという思いが根本にあるのを感じていました。

自分自身の時間を作ること

その時に自分がよく提案していたのは、保育者自身が自分の時間を作ること。

まだ、仕事を始めたばかりの時は「そんな時間ないよ」とよく怒られていました。

ただ、よく話を聞いているとそういう方は1人で頑張りすぎていることが多く、自分が頼れる人がいないか聞いていると結構周りにいることが多かったです。

また、そんな人いないと話された方も住んでいる地域の行政機関に相談するとサポートが受けられていました。

不思議なことに子どもの問題に真正面に向き合っている時よりも、保育者が自分と向き合っている時間があった方が、問題となっていることが少なくなっていることが多かったです。

最後に

私自身子育ての経験がないので、何が辛いかということは体感していません。が、この本でわかることは「自分自身と向き合うこと」。

子育てすることにあまり自信がなかったのですが、この本を読んでから少し楽しみになりました。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?