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音律と岩崎と今、ハレルヤ神様愛してる

楽しくやっている。

これまでのこと

1.アプリ
2.純正律キーボード
3.積木
4.漫画
5.譜面

 
●1アプリ
 
やっしーにプログラミングしてもらい、アプリを作ってもらった。 

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微細な音程の選択肢をこれで視覚化できるようになった。公開はまだ。まだ仲間うちで。尊敬する先輩方に教わった知識なので、下品なことしたくない。有料にする予定はなし。
 
 
●2純正律キーボード
 
logicの設定で、音程を微妙にいじくればあっさり純正律キーボードが実現できることがわかった。 

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ハンドサインの練習などはこれですいすいいける。
 
厄介なのは、転調に時間がかかるということ。笑 はは、純正律って転調できないんだよね。いちいち設定をいじるの、結構時間がかかる。
 
伴奏もシンプルなコードに限れば問題なくいける。
 
純正律には「レ」問題があるのだが、レ、も2種類鳴らせるようにチューニング可能だ。
 
 
●3純正律積み木

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昨日、オアシス限定ゼミで積木を用いてレクチャーしてみた。
 
音律の話は一部の人は難しく感じたようだけど、積木を持ち出したら理解をしてくれた。ハモるレと、ハモらないレも、積木を使うとわかりやすい。
 
今度やりたいのは、「純正律積木を作ろうツアー」だ。ホームセンターのDIYコーナーで誰でも作れる。実はこれ発泡スチロールで持ち運びしやすい優れもの。

次に作りたいのは平均律積木だな。

これも「特許とって儲けましょう」なんて言われたけど、なんか反則じゃんそれ。ごめんおれを応援してくれるあなた。なんかおれ金持ちにはなれないタイプかも。
 
 
 
4漫画
 
純正律とハンドサインを用いて指導をしてみると、1音1音にキャラクターがあるのがよくわかる。そしてそれが面白い。
 
「ドは王様だよ」と話すと、それだけでわかり易く感じる人がいるみたいだ。 

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というわけで漫画にした。ストーリーはまだない。

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こちらはソ。次はレを作ろう。キャラクターがあるのはいいよね。
 

●5譜面

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移動ドで教えていったほうが都合がいいので、ドレミを書くわけなのだが、「音符」がある以上、どうしてもそれ実音名で読んでしまうらしく、そもそも音符を使わない譜面が合理的かもしれないと思い、思い切ってそうしてみる。まあそもそもゴスペル畑なんて「譜面を使わないのが黒人教会流だ!」みたいな雰囲気で押し通すところあるから、そのほうが本来のしきたりに合うだろう。

それから、そもそも彼らは基準音はどこでも良い傾向にある。黒人教会の礼拝では、突然に牧師が、プレイズチームが歌い始める。キーはあらかじめ決まっていない。ピアニストも、キーを探る、そして伴奏をつけていく。そしてその場でハモリが決まっていく。つまり移動ド的に脳を使っているはずだ。

上記の譜面は、僕の自作の曲だ。このフレーズしかない、つまりハモリのための練習曲のようなものだ。こういう移動ドとハモリのための曲を100曲ほど作っておいたらいいのではないかと思う。そして突然の転調,,,。それはいい練習になるだろう。


今後の展開、ハレルヤ神様愛してる

やらなければいけないのは、

ゴスペルクワイアのユニゾンの音律研究
有名どころのゴスペルアンサンブルの音律研究

これをやってやりたいなと思う。ユニゾンにしても、旋律としてはピタゴラスが美しいよね、とは言うが、そりゃゴスペルシンガーにも当てはまるのか?ブルーノートがどこからきたのか、とか思うと、3度、7度の音程あたりはよく考えなきゃいけないなと思う。

そしてなぜその音律になったのか、は研究しだすと、おそらく行き着くところは文化人類学、舞踊人類学じゃないかと思える。それは宗教と儀礼と労働がエナジーになる場所だ。あーほら、結局いつも通りなんだ。僕が向かう先はそこなんだ。知ってるよ。ハレルヤ、神様愛してる。やまとなでしこ風に言いますと「残念ながら、あなたといると、私は幸せなんです」だ。おかげで年始年末からもう脳がやばい。やっと落ち着きそうかなと思うが、三年分くらいのドーパミンを出したと思う。本当に残念だし、でも幸せだが、辛くもある。頭おかしくなりそうな瞬間がとにかく多い。

それにしても、複数の音程がなっている音源をメロダイン でどれだけ割り出せるのかしら。クワイアに対してメロダイン を用いたことないな。

トレイマクラーリンのシンガーズの音律が綺麗に整っていると思うことがある。それなら、「トレイマクラーリンのドレミファソラシドで歌ってみよう」なんてことも可能ではないのか。それは研究というより、練習というより、単に面白いだろう。

ここからは自由に値段を設定して投げ銭することができます^^