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#20 メニューをスタッフと共に考えた話

こんにちは、diportoの勇太です。今日は、先日スタッフと一緒に新しいメニューを考えた時の話をしようと思います。お客様に喜んでもらえるメニューを作るために、チームで何度も壁打ちをして取り組んできました。今回のメニュー作りは、同時に僕たちの強みをどう活かすかを考える貴重なプロセスになりました。効果しても需要があるかよくわかりませんが誰かの参考になれば…

忙しいお客様のニーズに応える


私たちが日々感じていたのは、「忙しいけれど、少しでも自分のためのリフレッシュ時間が欲しい」というお客様の声です。仕事や家事で忙しい現代人にとって、ゆっくり時間を取るのは難しい。でも、そんな中でもリラックスできる時間を提供できたら…。そう考えた時、短時間でしっかりリフレッシュできるメニューの必要性を感じました。

そこで、「時間が短くても、濃密なリラクゼーションを提供すること」を目標に、どんな施術が短時間でも効果的かを徹底的に議論しました。スタッフからは「短い時間でしっかり効果を感じてもらうにはどうしたら良いか?」という視点が出て、それに基づいて施術内容を一つずつ見直していきました。

メニュー作りの難しさ


メニュー作りのプロセスでは、妻含めスタッフと一緒に何度も壁打ちを行います。特に短時間メニューの構成は、施術時間が短いために、どれだけ効率的にお客様にリラックスを提供できるかが最大の課題でした。「時間が短いと、どうしてもリラクゼーション効果が不十分に感じられるのでは?」という意見もあり、何度もやり直しを重ねました。

その中で気づいたのは、リラクゼーションというのは時間の長さだけではなく、どれだけお客様が心地よく感じられるかにかかっているということ。限られた時間の中で、どれだけお客様に深いリラックスを提供できるかを全員で考え抜きました。

まずは洗い出しから。字が汚いのはご容赦ください(初回の壁打ちはこんな感じです)
何が売りなのか?どう届けたいのかを話し合いました。

メニュー設計 – フロント、ミドル、バックの流れ


メニューの設計は、以前ドモホルンリンクルの話をし、diportoが大切にしている「フロント・ミドル・バック(FMB)」の流れに基づいて進めました。まずは気軽に体験できるフロント商品からスタートし、より本格的なリラクゼーションが味わえるミドル商品へとつなげ、定期的に来店していただけるバック商品を提案するという流れです。

フロント商品の役割は、「とにかくお試ししてもらうこと」。短時間メニューはここに位置し、忙しいお客様でも気軽にリフレッシュできるような施術を提供します。一方、ミドル商品は少し長めの施術時間で、体全体のケアを重視したメニューを用意しました。お客様にじっくりリラックスしてもらうために、技術や内容をさらに高めていきました。(企業秘密ですよ)

最後に、バック商品として、回数券のアイデアを導入しました。これによって、お客様が定期的に通える仕組みを作り、長期的なリラクゼーションの提供を目指します。たとえば、回数券ではお得に施術を受けられるプランを、サブスクリプションでは毎月の定期ケアを提案することで、忙しいお客様でもリピートしやすい仕組みを考えました。

苦労したこと – お客様のニーズと向き合う


メニュー作りの過程で特に苦労したのは、お客様の潜在的なニーズにどう応えるかということでした。例えば、心身のリフレッシュや、ストレス解消といったニーズは分かりやすいですが、それだけでなく「自分だけの特別な時間を過ごしたい」「ホルモンバランスを整えたい」といった無意識の願望にも応えたいと考えました。

スタッフたちとも話し合い、セラピストが提供する安心感や信頼感が、お客様にとってどれだけ大切なものかを改めて実感しました。メニュー作りは単なる施術の内容を決めるだけではなく、**お客様の気持ちに寄り添うことが何よりも重要だ**ということを再確認する機会になりました。

共感を呼ぶメニュー – お客様とのつながり


今回のメニュー作りを通して感じたのは、セラピストや私たちが持っている技術や知識以上に、お客様とのつながりが大切だということです。お客様がサロンに来る理由は、単にリラクゼーションを求めるだけでなく、そこに信頼できる人がいるから。安心して体を委ねられるからです。

メニューを考える際にも、ただ「売れるメニュー」を作るのではなく、お客様が心地よく感じられるもの、そして「また来たい」と思えるものをスタッフ全員で真剣に考えました。リピーターになっていただくことが最終的な目標ではありますが、そのためにはまず一回の施術が満足いくものでなければならないと強く感じました。

出来たメニュー(案)仮ですが…

最後に


今回のメニュー作りを通じて、僕自身もスタッフたちと一緒に悩み、考え、そして成長できたと感じています。お客様のニーズにどう応えるか、どうすればもっとリラックスしてもらえるか、その一つ一つの問いに対して、僕たちはこれからも向き合い続けます。

diportoで働くスタッフたちは、毎日お客様のために全力を尽くしています。今回のメニューも、その一環として生まれたものです。ぜひ一度、体験してみてくださいね。きっと、新しいリフレッシュの形を見つけられるはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。是非感想などお聞かせいただけますと幸いです。

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