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プログラミング×ドローン【Y-BASE親子イベント】

デジテック for YAMAGUCHI運営事務局 兼 Y-BASEスタッフのハラマルです。今回は、3月26日(土曜日)に開催した春休みの親子向けイベントの様子をお伝えします。同日は、レノファ山口の試合(AWAY)と重なっていたので、「オンタイムで視聴したいから参加できなかったじゃないか!」的な方もきっとたくさんいらっしゃたかもです。ちなみに私は、帰宅してからDAZN視聴したのですが、それまで結果が目に入らないようにするのってなかなか難しいですよね。先日も、日本代表戦を追っかけでDAZN視聴していたところ、その最中に、「W杯出場決定」のニュース速報が目に入り、試合最終盤の盛り上がりを思いっきり楽しむことができませんでした・・・。頼んでいない速報を流すのをやめるシステムがテレビにも欲しいです。

気を取り直して、イベントレポートに戻ります。当日は、小学校・中学校が春休みに入って最初の土曜日ということで、天気にも恵まれ…ませんでした!山口市では、前日の夜から波浪警報・強風注意報が発令され、当日の朝には大雨注意報まで発令されました。そんな天気の中、ドローンを使ったイベントが開催できるのでしょうか?心配ありません!

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ドーン!と。今回は、Y-BASEが入居しているNPYビルの6階に特設会場を用意しました。広いので結構思いっきり飛ばせます!(リーフレットに屋内で実施しますと記載しておけばよかったです。当日の開催を心配された参加者の皆さん、申し訳ありません。)

さて、まずは、Y-BASEでドローンが飛ぶ仕組みや、今後どんな場面でドローンが使われていくのかといったことを講師から説明してもらいました。が、今回はドローンがメインではないので、難しいことは帰って御両親に説明してもらいましょう!私も、ドローンが飛ぶ仕組み(なぜ垂直に浮かび上がれるの?)なんてことは説明しきれませんので、後でこの資料で勉強しておきます!すみません!

飛ぶ仕組み-06

役立つ場面-07-06

今回使うのは、「TELLO EDU」という製品です。ご興味がある方は、ご自身で購入することも可能です。この製品は、搭載しているカメラの画像を見ながら自分で操縦するモードもありますが、今回は、プログラミングで飛行させてみます。ちっさくて軽いのですが、最大飛行距離100m、飛行高度30m、最大速度は、なんと8m/秒と、性能は抜群です。講師がデモンストレーションで飛ばしてみると、みなさんびっくりした様子でした。

ドローン説明-10-10

それではプログラミングにチャレンジです。アプリの操作は簡単です。タブレット上で、「離陸」や「着陸」といった命令を選んで組み合わせていきます。前に進む距離や、上に上がる高さなどは、自分で数値入力することができます。これで自分の飛行プログラムを組んでいきます。

ブロックの組み立て方-17-17

そして、今回のミッションは、会場に設置したポールに張ったリボン(紐)を、越えて、くぐって、間を通って、無事着陸することです。講師から、最初のリボンの高さは教えてもらえますが、後は、自分で測ったり、チャレンジして微調整するしかありません!それと、この「TELLO EDU」は、離陸時に90cm上昇しているので、それも考慮に入れる必要があります。天井にぶつからないように気を付けてね。さあ、考えながらやってみましょう!

ミッション-21

参加者の皆さん、最初は、付き添いの大人と一緒に計測したりしていましたが、そのうち、お子さんだけでチャレンジするようになっていました。プログラミングしてみて、うまく障害をクリアできなかった場合や、思わぬところで着陸してしまった場合は、どこが間違っていたのか考えます。そして、戻ってプログラムを修正して、再度チャレンジ。このトライ&エラーを体験していただけたことが、一番の成果だと思います。

面白いのは、最初に高さを調整して前方に進んだり、直進して直前に高さを合わせたり、余裕を大きく見たり、ギリギリを攻めたり、子どもによって飛行ルートの設定が全然違います。いいですね~、どれも正解です。性格が表れているのかな?好きなように飛ばしてくださいね~。

中には、リボンにぶつかってドローンの羽が絡まってしまうアクシデントもありましたが、そんなことでは故障しませんので安心して下さい。どんどんトライしてください。と、言わなくても、みんな目を輝かせて再チャレンジしています。私も、子どもたちのこうした姿勢を見倣っていきたいと思います。

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子どもたちから回答してもらったアンケートを見てみると、難しかったという意見もありましたが、試行錯誤して自分が思ったように動いた時に嬉しかったという意見が多かったです。プログラミングやドローンなどにも興味を持っていただいた方も多かったです。将来、ゲームを作ってみたいというお子さんもいらっしゃいました。楽しみだな~。スタッフとしても、そうした感想をもってもらい、非常に嬉しいです。

途中で、バッテリーの充電切れやwifi接続がうまくいかなかった機体もあり、残念な気持ちにさせてしまった方もいるので、この辺り、しっかり改善していきたいと思います。

プログラミングの基礎知識は、皆さんが将来、どんな職業に就いても、きっと役に立つと思います。今日の体験が、何かのきっかけになって、参加者の皆さんの将来に良い影響があるといいなぁと思います。いただいたアンケート回答をモチベーションにして、また、楽しんでもらえるイベントを企画してみたいと思います!参加者の皆さん、ありがとうございました。また遊びに来てください!

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