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宇部にY-BASEのブランチがオープン!

デジテック for YAMAGUCHI 運営事務局 兼 Y-BASEスタッフのハラマルです。スタッフのもんじゃさんから、「レノファ、アウェイで勝てませんね」なんて言われてしまいましたが、「いやいや、その分、ホーム戦に勝利が集中しているので、観に行きたくなるでしょ!?」と言い返しておきました。気温も高くなってきたので、ビールも進みます。皆でスタジアムに行ってビールを飲んで、ハラマルになりましょう。

さて、今回の報告は、Y-BASEの「宇部ブランチ」が昨日オープンしました!というものです。

Y-BASEについて

ここでちょっと、「Y-BASE」についておさらいしますと、「やまぐちDX推進拠『Y-BASE』」は、山口県内において、デジタル技術を効果的に活用することにより、今までにはない手法で地域の課題を解決し、新たな価値を創造することを目指してDX創出に取り組むための核となる施設として、昨年11月に開所しました。

開所以来、4月末まで、ちょうど6カ月間の実数で、300近い企業・団体と個人の方、合わせて約1600名の方に来所いただいています(聴講人数が分からないため、セミナー等のオンライン受講者数はカウントしていません)。

また、秘密情報に当たるため個別名をお出しすることはできませんが、施設見学などを契機に企業や行政機関からDXに関する相談をいただき、約50件のプロジェクトも立ち上がっています。1件1件に対して、2週間程度ごとにコンサルを2~3か月に渡って実施していますので、回数としては非常に多くなってきており、最近頂く予約は、施設見学よりもコンサルの方が多くなっています!この中から、現場実装につながるような案件もできつつあります。

サテライト機能について

さて、そんな中、このY-BASEの機能や人材によるサポートを県内にさらに拡げていくため、市町と連携してサテライト機能を構築していくこととしました。

元々、Y-BASE自身も、立地が山口市1カ所に限られているため、県内から広くご利用いただけるよう、オンラインでの利用を前提に準備しています。なので、今ご利用いただいているお客様も、最初からオンラインで、リアルな場所にはお越しいただいたことがない方も多くいらっしゃいます。

ですが、デジタルに馴染みのない方からすると、いきなりオンラインで利用するということにハードルの高さを感じる方もいらっしゃり、実際に、他の地域にも作ってほしいといった声も多くいただいています。

しかしながら、Y-BASEと同じようなハードを、県内に何カ所も設置するとか、充実したサポート体制を何重にも作るということは現実的ではありません。特に、DXコンサルティングができるような専門人材は、非常に貴重で、簡単に多くのリソースを獲得できるようなものではありません。

このため、Y-BASEの機能が、各地域で身近に利用できるようにすることを目指す、とうことでサテライトです。リアルなスペースは、市町のDX関連施設と連携することとしています。

宇部ブランチについて

この第一弾として、宇部市の「うべ産業共創イノベーションセンター 志(愛称:うべスタートアップ)」をサテライトとして位置づけ、宇部ブランチとして開設しました。

うべスタートアップは、宇部市の創業・企業を支援する施設です。ここで培われてきた、起業・創業や企業経営等に対する支援のノウハウと、Y-BASEの機能等との相乗効果で、先進的・先駆的な課題解決ソリューションが生まれる(生み出す)ことが期待されます!うべスタートアップは、2020年6月に現在の位置(宇部市中央町三丁目10-12)に移転して、コワーキングスペースも備えています。宇部市にお住いの方は、是非、訪れてみてください!

うべスタートアップの看板に混ざって、こんなカンジで、Y-BASEブランチの看板を付けさせていただきましたので、これを目印にしてください!違和感なく溶け込めていますかね?

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オープン初日は、開設に係る協定締結や看板掲示を実施しました。村岡山口県知事、篠﨑宇部市長、原田(一財)山口県デジタル技術振興財団理事長に御出席いただき、たくさんのマスコミにも取材いただきました。

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また、その後、サテライトとして、どのような機能が利用できるようになるのか、皆さんに知っていただきたいということで、デモンストレーションを実施しました。

まず、Y-BASEにお越しいただきました。いや、山口市のではありません。メタバース上のY-BASEです。皆さん、嫌がらずにVRゴーグルを装着していただきました。かなりシュールな感じですが、将来的には、こんな光景も当たり前になるかもしれませんね!?「一緒に旅行に行こうね」といって、同時にVRゴーグルを掛ける日も近いかもしれません。今回は、「一緒にY-BASEに行こうね」です。

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それから、ここはY-BASEの絶好のアピールの場でもあります!ちゃんとした(?)デモンストレーションもしました。宇部市さんからお預かりした人流データを使って、「まちじゅうエヴァンゲリオン」による来訪者数の影響について、簡単な分析を実施して、人流データを使うとこんなことができますよ、といった紹介をしました。

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非常に興味を持って見ていただいている(ように見える)写真ですね!

ちなみに、私も、うべスタートアップに行った際、昼休みに走って、宇部新川駅で、限定のスタンプ押してきましたよ!とっても近かったです!そういう意味でも、うべスタートアップ、イチオシです(笑)

今後の展開について

さてさて、宇部ブランチでは、Y-BASEの機能が全て利用できますので、DXに関する相談や技術支援のほか、セミナーの配信や、デジテック for YAMAGUCHIの活動も実施していきたいと思います。デジテック会員の方で、希望される方はSlackに参加されていますが、そこで「宇部チャンネル」というものを作ってみても面白いのかな?と思います。そこで話が盛り上がって、会員同士が宇部ブランチでもくもく会を実施するようになったりするといいなぁと思います。

また、Y-BASEのブランチですが、他の地域で展開して、皆様に身近に御利用いただけるようにしていきたいと思います。また、そうした中から、課題が解決できました、という事例をたくさん作っていきたいです。

山口県の皆様に、DXを身近に感じていただき、取り組んでいただく、そのトータルサポートをしっかり実施していきたいと思います。



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