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ハーフカットとは?制作のポイントとルール

今回は「ハーフカット」についての制作のポイントを紹介します。「はじめて聞く」という方も多いかと思いますがシールやステッカーの加工方法として、とても多く使われる手法です。

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シールやステッカーのカットには上図のように2種類あり、それぞれ希望の見た目に合わせて使い分けます。1枚ずつ販売されている一般的なステッカーはカットラインに合わせて、剥離紙(台紙)ごとカットしています。カットラインについては以下の記事で解説しています。

これに対してハーフカットは剥離紙を残した状態で、シール部分のみをカットするオプション加工です。ハーフカットを追加することで台紙のカットとは別に、部分的にシールを剥がせるようになります。

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ハーフカットの用途
よくある用途としては、一枚のシールに複数のデザインが配置されたマルチシールのカットに使われます。他にはデザインの中を抜くドーナツ状のシールをつくる場合にもハーフカットが必要となります。


ハーフカット制作時に注意が必要な2つのルール

それでは次にハーフカットのルールについてご説明していきます。

1つ目にハーフカットにはカットできる最小サイズが決まっています。1つのカットラインの面積が1㎠以上かつ短い方の辺が5mm以上必要です。
下図のように10mm×10mmや5mm×20mmのサイズであればOKです。反対に4mm×30mmのように1㎠以上あっても短辺が5mmを下回るサイズはカットできません。

2つ目は、隣接するカットラインが近すぎると不備データとなってしまいます。必ずハーフカット同士の間隔は2mm以上あけてください。
さらに、一番外側のカットラインは納品形態ごとのルールに沿った余白を空けてください。納品形態ごとの余白のルールについてはテクニカルガイドのカットラインについてでご確認ください。

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ハーフカット追加の数え方

注文時にハーフカットのオプションを選択する際、追加したハーフカットの数の入力をお願いします。通常の注文では1カットが基本です。合計のカット数から1カット分を除いた数が追加分になります。例えば、下図では12カ所のカットラインがありますが、1カット分を除いた「11カット追加」がハーフカットの追加数になります。

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カットパス数に注意
ハーフカットを追加する場合の注意点として、ハーフカット数が増えるほど比例してカットパス数が増えていきます。データ内のカットパス数が40パスを超えると追加料金が発生しますので、データをよくご確認のうえ別途、オプション選択ページにて「カットパス数の追加」でパス数を指定してください。
カットパス数についての詳しい説明や算出方法は加工オプションのカットパス数の追加で解説しています。

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シンプルなシール・ステッカーのデザインやデータ作成に慣れてきたら、「ハーフカットの追加」を効果的に使ったデザインに挑戦してみてはいかがでしょうか。

不備のない完全データ作成のために、今回ご紹介した制作のポイントやルールに気をつけてデザイン制作を心がけてみてください。
入稿前に確認しやすいよう、ハーフカットについての制作のポイントをまとめたPDFを用意しました。ぜひお手元にダウンロードや印刷をしてご活用ください。




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