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コンバージョン率を高めるWEBサイト制作のコツ

Webサイトはただ見栄えが良いだけではいけません。そのサイトを作った目的があると思いますので、それをしっかりと達成しているかが重要です。

デジタルマーケティングの世界ではサイトで訪問ユーザーに果たしてもらいたい結果を果たしてもらったことをコンバージョンとして指標を計測することが基本になります。

今回は、このコンバージョンの率を高める(結果としてコンバージョン数も増える)施策についてご紹介します。

コンバージョン率を計測していない場合は今すぐ設定を!

コンバージョン率とは、すなわち1アクセスあたりの成約率を差します。

そのサイトのゴールが「資料請求」であれば「資料請求数÷アクセス数(ページビュー)」の値。

一般に、この値が「1%」を切っていると、サイトの質に問題があると言われています。

前提として、コンバージョンができているかはGoogle Analyticsで計測ができますので、必ず設定してください。

貴社のサイトが適正な状態かどうかを客観的に判断するためにも必要ですので、まだ設定がない場合は、早急に対策されることをオススメします。

コンバージョン率を高めるための施策

それでは仮に貴社のサイトが「コンバージョン率」低い場合にどうしたら良いかをお伝えして行こいうと思います。

① 3秒以内に何屋かわかる?

サイトを訪問したユーザーが、自分の欲しい商品・サービスを探す時間はわずか「3秒」といわれています。

その間に、欲しい商品・サービスがあることを、確実にユーザーに伝えなくてはなりません。

メインビジュアルのコピーと写真を工夫してください。

さらにユーザーが貴社を選択するための力強いコピー(USP)があると、より効果は高くなります。

② 適切なコンバージョンか?

コンバージョンの形は様々で、ビジネスによって違ってくると思います。

それは資料請求でも構わないし、単純にメルマガ登録でも構わないわけです。

しかし、ユーザーにどれを選択させるかというのはコンバージョンの難易度に影響しますので、そのビジネスに適切なコンバージョンを設定してあげる必要があります。

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上記の図では、コンバージョンの種類と、それぞれの難易度を示しています。

上に行くほど、コンバージョン後に、実際にお金を落としてもらうところまで行きやすい(成約しやすい)ですが、一方で反応しにくい(コンバージョンしにくい)傾向があります。

③ ボタンにこだわっているか

コンバージョン率を高めるには、ボタンが押しやすいかどうかというのも重要です。

例えばボタンの色ひとつとっても、押されやすい色と押されにくい色があり、色を変えただけで、急にコンバージョン率が良くなることがあります。

ただ、ここで一概に○○色でボタンを作ってくださいとは言えません。

サイト全体のデザインの中で、どの色が良いかというのは変わってくるからです。

また、トレンドは常に変化していきますので、常に試行錯誤されることが求められます。

そして、色以上に重要なのが配置する場所です。

どこから申し込むかわからないと、せっかく申し込む気になったユーザーをとりこぼしてしまいます。

常にどのページでもボタンは、わかりやすい位置に、わかりやすい形状・色で配置してあることが望ましいです。

④ フォームの離脱率が多くないか要確認

申し込み時には基本的に何かしらフォームに個人情報を入力してもらうということが多いかと思います。

しかし、このフォームは注意が必要。フォーム入力が面倒で、途中でやめてしまう人は結構多いからです。

特にGoogle Analyticsで見てみて、フォームページの離脱率が「60%」を超える場合は要注意です!

基本的には、項目が多いほど、ユーザー的には面倒くさいですので、聞く必要のない項目、あとから営業マンが聞けるような項目は極力なくして、シンプルにしましょう。

また、必須回答項目やエラー文言の書き方を親切にすることも非常に有効。最新の技術を使って、入力を簡単にしましょう。

よくあるのが英語や数字の半角と全角。

半角で入れないとエラーになってしまうものとかよくありますけれど、技術的には全角ではいっているものを強制的に半角に直すこともできたりするわけですから、なるべくユーザーに負担がないフォームを研究しましょう。

その他、電話の方が楽だという顧客もいるので、電話応対が可能であれば電話番号も併記することをオススメします。(電話での問い合わせも立派なコンバージョンです!)

まとめ

今回ご紹介した内容をまとめると次の5点がチェックポイントになるかと思います。

✔ コンバージョン率が「1%」以上あるかチェック!
✔ 「3秒」以内に何屋かわかるかチェック!
✔ 適切なコンバージョンを設定しているかチェック!
✔ ボタンの場所、色、形状、文言をチェック!
✔ フォームの離脱率が「 60% 」未満かチェック!

このポイントに沿ってサイトの質を高め、狙い通りにコンバージョンが取れるようになったら、あとはSEOやインターネット広告を行うことで流入数を増やせば増やすほど、売上が増えるはずですので、ぜひ挑戦してみてください。

さて、デジタルマーケティング大学校では、企業のWebサイト運用をお手伝いする運用代行やコンサルティング、インハウス化支援などのサービスを展開しております。

ご興味のあります企業様は是非お気軽にお問い合わせいただければと思います。



この度は私のnoteをご覧いただきありがとうございます。 もしもサポート頂ける場合は、お礼にデジタルマーケティングに関するお悩みにお答えいたします! 追ってお礼メッセージとともにご連絡させていただきます。