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Instagramなりすましアカウントにご用心!なりすまし事例や対処法

Instagramなりすましアカウントによる詐欺被害が増えています。

例えば、人気芸人のメイプル超合金・カズレーザーさんも狙われてました。

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しかし、Instagramの企業活用が増えるに従い、事が芸能人だけで済まなくなってきました。

企業アカウントもその標的とされつつありますし、犯人たちも手の込んだやり方をするようになってきています。

こんなことがある!なりすまし事例実例公開

実際に、私のお客様でこのような事例がありましたので注意喚起も兼ねてお伝えします。

前提として、そのInstagramアカウントでは、よくフォローしたらプレゼントが当たるといったキャンペーンを実施しておりました。

(※注・・・現在はフォローしたらプレゼントはInstagram規約上NGとなっています、したがってキャンペーンを行っていたのは昔の話です)

このため、フォロワーの方はキャンペーンやお得情報に関心の高いユーザーさんが多い傾向にありました。

そこに現れた、なりすましアカウント。

アカウント名も本家に非常によく似たもので、アイコンと紹介文は本家からコピーして全く同じ。

そこから、本家のフォロワーに向けて無差別にDMを送ったようです。

そのDMには賞品が当たったから外部URLに飛んで個人情報を入力しろと書いてあります。

実際に私もそのURLをクリックしてみたところ、本家アカウントから勝手に拝借した画像でそれっぽいランディングページが出来上がっており、個人情報入力フォームではクレジットカードの番号まで入力させる欄が。

正直、プロの目から見れば明らかに怪しいんですが、慣れていない方にはわからないような感じではあります。

実際にそういうものかなと思って入力されてしまった方もいたようです。

なりすましアカウントへの対処法

このような時、悪いのは、なりすまし犯ですから、企業の過失が問われることはまずないですが、道義的には早急な対応が必要です。

企業に非はないのに、どうしても関連づけてイメージされてしまうため、放置すればブランドイメージの悪化につながります。

そこでまずやるべきは次の2点になります。

①アカウントで注意喚起する
②Instagram側に自身のなりすましであると通告する

①アカウントで注意喚起する

一つ目の注意喚起は、冒頭のカズレーザーさんみたいに「なりすまし」がいるので気をつけてください、と投稿して、フォロワーに注意を促すことです。

これはできるだけ早い方が良いです。

できれば、フィード投稿・ストーリーズ投稿の両方で行うと良いでしょう。

この投稿によって、これから被害に遭うかも知れなかった方を救う事ができますし、このなりすましアカウントとは無関係であること、すなわち自身は潔白であることを伝える効果があります。

②Instagram側に自身のなりすましであると通告する

なりすましアカウントには一刻も早く消えてもらいたいところですよね。

そんなときに使えるのが通報機能となります。

相手のプロフィール画面右上のメニューボタン「・・・」から「ユーザーを報告」をタップします。

報告する理由として「不適切である」→「アカウントを報告」→「なりすましアカウントである」と進みます。

最後の「このアカウントは誰になりすましていますか?」は「自分」「知り合い」「著名人または有名人」の中から適切なものを選んでください。

この報告が完了しますと、Instagram側で報告の審査を行い、確かになりすましだと認められたアカウントは削除されます。

ただし、これがすぐに行われませんので注意してください。

状況にもよりますが、24時間以内とかいう感じではなくて、数日営業日はかかるものと思っていた方が良いです。

Instagram側には毎日大量の報告が来ていますし、そもそも本当になりすましかどうか調査したりとかで時間がかかるのです。

尚、自身のアカウント以外に、友人知人など協力してもらえるアカウントがあれば、そこからもなりすまし報告してもらいましょう。

報告がたくさん来れば、Instagram側も早急に手を打ってくれる可能性が高まります。

なりすまし防止には認証バッジ取得が有効

さて、ここからは、事前に、なるべくなりすましを防ぐのにしておいた方が良いことをお伝えします。

それは認証バッジを取得することです。

認証バッジを取得すると、こちらのモデル蛯原友里さんの例のように、アカウント名の横に青地に白抜きのチェックマークが付きます。

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これはInstagram側が、有名人・芸能人を本人であると認める、あるいは企業アカウントであれば、間違いなくその企業の公式アカウントであると言うことを認証した証です。

当然ながら、この証は、なりすましアカウントでは取得できませんので、もし顧客が「どれが本物のアカウントだろう?」と思った時に、判断の拠り所にしてもらえます。

この認証を取ったからといって、なりすましアカウント自体を防ぐことはできませんが、被害にあってしまう方を少しでも少なくできると思いますし、なによりInstagram側になりすまし報告をした時に、先方でもどれが公式でどれがなりすましか一目瞭然ですので、迅速に動いてもらいやすくなります。

(逆に言うと、これがないと、Instagram側になりすまし報告をしても、どっちが本物か悩んでしまって、すぐに対処してくれないケースがあるということなんです)

実際の話、認証アカウントでない人・企業が狙われやすいようです。

まだ取得していないという企業は早急に取得を検討することをオススメします。

ただ、この申請、本人・本物であれば、絶対に通るというわけではございません。

審査基準が明らかでないので、確かなことはわからないのですが、そこまで有名人じゃないよねとか企業規模小さいよねで落ちることもあるようですし、有名企業でも断られるケースもあるようなので、本人・本物かどうかわからない、判断できなかったということもあるようです。

この場合は30日経てばまた再申請できますので、再申請してみることになります。

なりすまし被害は増えている、他人事と思わず日頃から対応を

以上、今回はなりすまし事例や対処法についてご紹介しましたが、ここのところ本当に、なりすまし被害が増えています。

自分たちは関係ないとは思わず、注意深くいたいですね。

万が一、被害に遭ってしまった場合や、具体的な対処法などでお悩みがあれば、私たちデジタルマーケティング大学校のコンサルティングサービスをご検討ください。


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