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Go To Travel キャンペーンを利用する見込み客をデジタルマーケティングで集客する方法

注目を集める「Go To Travel キャンペーン」、7月22日(水)から先行して開始されると言われていますね。

このキャンペーン、観光業や飲食業などの需要喚起、地域の活性化などを目的に、旅行会社や旅行予約サイト等を通じてキャンペーン期間内に旅行予約をした場合に、その代金の2分の1に相当する金額が支援されるというものです(上限あり)。

消費者にとっては、外出自粛などで出掛けられなかった鬱憤を格安で晴らすチャンス。

また、コロナ禍でダメージを受けていた旅行・観光業なの企業にとっては、またとない格好のビジネスチャンスですよね。

東京を中心に感染者が増えている状況であり、否定的な意見も耳にしますが、あまりコロナを気にされていない方からは、夏休みなどに是非利用したいという声を多く聞きます。

そこで今回は、Go To Travel キャンペーンを利用する見込み客をデジタルマーケティングでどう集客するかについてまとめてみました。

1. 今すぐ客を捕まえるならインターネット広告が最適

Go To Travel キャンペーンというのはある種のお祭りで、そこにずらっと人が集まっている状態です。

そして7月22日(水)から適用されるとはいえ、もう予約申し込みはできる状況ですから、早い人は動いている。

つまり「今すぐ」客を捕まえる必要があります。

しかも今時、旅行のプランニングはインターネットで調べたり比較することが多いですね。

このため、インターネット広告を出して、自社サイトや特設ページに呼び込むというのが一番効果的です。

もちろん広告費の分だけ、利益が下がってしまいますが、他社に取られるよりは良いので、損益分岐点をハッキリさせておきつつ、いつも以上に予算をかけて良いのではないかと思います。

インターネット広告では、検索エンジンで特定のキーワードを検索した時に広告を出せるリスティング広告や、SNS系のFacebookやInstagramに広告出稿できるFacebook広告、LINEに出稿できるLINE広告あたりがオススメです。

2. 確度の高い見込み客獲得に有効なリスティング広告

リスティング広告はそれこそ「Go To Travel キャンペーン 予約」など、明らかにそれ目当ての確度が高い見込み客が検索しそうなキーワード目掛けて広告を出せるため、うまくハマればかなり高いコンバージョン率を上げられるはずです。

今すぐ客獲得時には欠かせない戦法になります。

一方で、ライバルとの戦いが激しいため、入札形式のインターネット広告においてはCPC単価の上限設定に気をつける必要があります。

3. 需要喚起に強いSNS広告でさらに見込み客を刈り取る

次にSNS広告ですが、ターゲッティング精度が高いのが特徴です。

SNS広告では、普段ユーザーがそのSNSを利用する際に見ているコンテンツなどから、そのユーザーの興味関心を機械的に分析。

このため、もともと旅行に関心が強いユーザーに対して的確にメッセージを届けられます。

(旅行って行かない人は行かないわけですから)

そして重要なのは旅行好きな人が皆、Go To Travel キャンペーンをチェックしているわけではないし、使いたいけど、どこいこうかなで止まっている人もいっぱいいる。

そういう人たちにうまくメッセージを入れることで、「そっかお得だから予約しようかな」みたいな流れに持ち込みやすいです。

ただ、直接探しているようなリスティング広告よりは、確度が低くなりますので、それを踏まえたCPC単価にすることが重要ですし、ランディングページもいきなり予約フォームよりは、オススメ旅行先という情報誌みたいなテーマの方が刺さる可能性があります。

また、1回ではコンバージョンしない可能性も高いですので、リターゲティングなどで追いかけることも重要になってきます。

例えばANAとかは、札幌行きの飛行機を調べてでも航空券は買わないと、数日後に「札幌行くなら・・・」みたいなメールが届くしくみになっていますけど、そういう事細かなリターゲティングができると強いですね。

4. 時間のかかるコンテンツマーケティング等は効かない

逆に、効果の出にくいデジタルマーケティングとしては成果が出るのに時間がかかるコンテンツマーケティングが挙げられます。

コンテンツマーケティング自体はオウンドメディアサイトでもSNSでもYouTubeでもできますけれど、今既に多くのフォロワーがいるならまだしも、今からアカウントを育てたいということでしたら、育ち終わるまでにキャンペーンが終了してしまうということになりかねません。

一回作り上げちゃうと広告費がかからずに集客できるから、本当は強いのですが、今回は素直に広告を出しましょう。

5. SEOで勝負も最大手でないと結果が出にくい

また、SEOで自社サイトを検索結果上位に出せれば、多くの見込み客を獲得できますが、なかなかそれも難しいと考えていただいた方が良いと思います。

実際に「Go To Travel キャンペーン」で検索すると、結果上位に出るのはJTBとHISであって、そこに割入るのは容易ではありません。

もっとニッチなキーワードとか複合キーワードで攻める方法はあるのですが、それはキャンペーン開始のずっと前から仕込んだ場合のみ有効です。

もう既に動いている人がいる中、取る策ではありません。

(まとめ)既に戦いは始まっている

以上のように、既に戦いの火蓋が切られている「Go To Travel キャンペーン」では、今すぐ客を迅速かつ確実に捕まえるため、インターネット広告から自社サイト(専用特設ページ)に誘導するのが最も有効です。

そしてまだ動けていない企業様がいらしたら、大至急動くべきです。

ということで、デジタルマーケティング戦略でお困り事などございましたら、是非一度弊社にご相談ください。

今回書いたようなインターネット広告の掲出や呼び込み先のWEBページ制作などをお手伝いすることが可能です。

急いだ方が良いので、なるべく迅速にお答えするように致しますね。


この度は私のnoteをご覧いただきありがとうございます。 もしもサポート頂ける場合は、お礼にデジタルマーケティングに関するお悩みにお答えいたします! 追ってお礼メッセージとともにご連絡させていただきます。