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部下に伝えるべき「問題解決は一人でするな」

今回は固定観念の罠について考えます。
平たく言うと、他人のアタマも借りましょうというお話です。

私たちは組織の中で

自分の意見を持て
まずは自分で考えろ
自分で解決策を見つけなさい

と教えられてきました。

確かに自分で調べて考えて
方向性を打ち出すことは大事ですが、
それでは毎回同じようなアウトプットしか出てきません。

概して人間は固定化された思考パターンによって
新しい発想を妨げられてしまうからです。

それは自分だけではなく身近にもいるはずです。
例えば、キャリアアップに悩んでいる部下がいるとしましょう。

この先どうしようかな、と悩む。
新しいポジションを目指そうかな、と考える。
そのためにはスキルアップしなきゃ、と思う。
よし何か勉強しよう、と決める。
でも何を勉強したらいいかわからない、と迷う。。

このように、同じ悩みが同じ思考経路で繰り返され、
結局解決に至りません。

キャリアアップに悩んでいたはずが、
いつの間にか勉強のテーマに悩んでしまっているのです。

自分一人で考えることが
思考回路を固定化させてしまっている典型例ですね。
よくあります。

ではそんな部下がいたとしたら、
どんなアドバイスが適しているでしょうか。

私に
早めに
相談しろ!

でしょうかw
圧倒的に説得力に欠きますねw

私であれば、他人のアタマを借りてみたら?と問いかけます。

アドバイスする、というよりも問いかけですね。
こんな選択肢もあるんじゃね?というような。

ポイントは
外部の視点を取り入れてもらうことです。

人に聞いてもいいし、
本を読んでもいいし、
セミナーへ行くのでもいい。

自分の思考回路だけではなく
他人のアタマも借りることで新たな気づきが得られます。

自分ひとりで考えることは大切ですが、限界もあります。
限界の中では選択肢が狭まり、自分を追い込むことになりかねません。
(マジメな人ほど本当に多い)

問題解決には、外からの正しい刺激も必要です。

連休明けの部下がブルーそうだったら、
ちょっと問いかけてみては?

今日はここまで。
今週もツイてる!素敵な一週間をお過ごしください。

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カチカチ


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