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研究者の見解、気候変動でヒートドームの可能性が5倍

地球最後の日までの残り時間を概念的に示す「世界終末時計」を発表している米国科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ(Bulletin of the Atomic Scientists)」は2023年07月10日に、オリバー・ミルマン(Oliver Milman)ga2023年07月03日に「Heat dome five times more likely due to climate change, say researchers」を公開した。

編集部注:この記事イギリスの新聞「ガーディアン(The Guardian)」が掲載したもので、本稿は、クライメート・デスクの協力の一環として掲載された。

テキサス(Texas)州、ルイジアナ(Louisiana)州、メキシコ(Mexico)を襲った記録的な熱波は、人為的な気候変動により、少なくとも5倍以上の確率で発生することが科学者らによって明らかにされた。

この3週間、メキシコとアメリカ南部の広い範囲に頑強な高気圧の尾根が停滞し、気温と湿度を組み合わせた暑さ指数を、場所によっては摂氏48度(華氏120度)以上にまで押し上げた。

テキサス州のヒューストン(Houston)、サンアントニオ(San Antonio)、オースティン(Austin)の各都市に住む人々を含む全米4000万人以上に猛暑警報が出され、暑さに弱い人々の健康が心配されるとともに、テキサス州のエネルギー網はエアコンの使用急増による負担にさらされている。

化石燃料の燃焼による地球の大気と海洋の加熱は、気候科学の非営利団体[「Climate Central」の最近の分析によれば、猛暑の可能性を少なくとも5倍以上に高めた。クライメート・セントラルの科学担当副社長アンドリュー・パーシング(Andrew Pershing, vice-president for science at Climate Central)によれば、テキサス州では今週中さらに長引くと予想されているこの厳しい暑さは、「何百万人もの人々にストレスを与える状況」を作り出しているという。

テキサスA&M大学の気候科学者であるアンドリュー・デスラー(Andrew Dessler, a climate scientist at Texas A&M University)は、月曜日に「ガーディアン」の取材に応じ、同大学のカレッジ・ステーションキャンパスでは、通常8月まではピークに達しない摂氏37度(華氏100度)を超える日が続いている。「まだ7月にもなっていないのに、この暑さとは憂鬱だ。」「これだけ暑いと、自分の家の中でエアコンの虜になってしまう。」と語った。

気候科学者が、エアコンの虜になっては困る。それまでになぜ努力をしなかったのか?

ライオンに近づきすぎると食われてしまうと言いながら、近づきすぎて食われたのと同じだ。

研究者というより、バカ!

白人研究者に多い。

https://thebulletin.org/2023/07/heat-dome-five-times-more-likely-due-to-climate-change-say-researchers/
https://www.theguardian.com/environment/2023/jun/27/heatwave-human-caused-climate-crisis-texas-louisiana-mexico
https://www.climatedesk.org/
https://www.climatecentral.org/climate-shift-index-alert
https://thebulletin.org/premium/2023-05/interview-with-susan-solomon-the-healing-of-the-ozone-hole-and-what-else-we-can-learn-from-atmospheric-near-misses/
https://www.carbonbrief.org/jet-stream-is-climate-change-causing-more-blocking-weather-events/
https://www.theguardian.com/world/2023/may/12/western-canada-record-temperatures-heat-dome-wildfires
https://thebulletin.org/2023/03/why-the-world-needs-a-fire-department/
https://esd.copernicus.org/preprints/esd-2021-90/esd-2021-90.pdf
https://www.nature.com/articles/s41467-023-37309-y#:~

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