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RICOH GR III vs FUJIFILM X100Vで悩む日々

前から悩んでいたコンパクトデジカメの更新の件。

RICOH GRとPowerShot G7X MarkIIの2台体制である事は書いたが、noteを書くようになって使用頻度が上がったのでいろいろと不満が出てきた。

そこで、候補としてGR IIIとX100Vに絞ってみたが、両者とも一長一短があって決めかねている。(買わないといけないわけではないが、こういう風に悩んでいる時間が一番楽しくもあり)

それぞれの長所短所をまとめてみた。

GR IIIの長所短所

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○小型軽量
○APS-Cのイメージセンサーで余裕ある画質
○手ブレ補正機能内蔵
○動作レスポンスがいい
○値段が下がってきた(8万円台半ば)
×防塵防滴ではなく取り扱いにやや気を遣う
×意外に使わない28mmの画角
×X100Vより暗い口径F2.8

最後の×について補足すると、個人的にスナップ写真で一番使っているのが35mm相当の画角で、今使っているGRでもクロップして35mm相当で使っている。

それと、GRは解像感も発色も不満がないが、当たり前ながら「富士フイルムの『色』ではない」ことも、ネックと言えばネックになる。(後述)

X100Vの長所短所

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○APS-Cのイメージセンサーで余裕ある画質(ここは互角)
○「フィルムシミュレーション」に代表される富士フイルムの「色」
○良く使っている35mm相当の画角
○F2と明るいレンズ
○ファインダーがある。(特にEVF)
○防塵防滴仕様(要オプションの保護フィルター)
×手ブレ補正無し
×GR IIIに比べて重い
×GR IIIよりかなり高い

「フィルムシミュレーション」について補足すると、「VELVIA」は他のメーカーの「ビビッド」で代用できなくもないが、「クラシックネガ」は他にない特徴的な発色で得がたい特徴だと思う。不思議にエモい写真が撮れるので、今後使うカメラには是非とも対応しておいて欲しいと思っている。

それと、オプションのアダプターと保護フィルターが必要だが、防塵防滴であることも密かに点数が高い。

X100VはGR IIIに比べると倍近くの重さと値段なのは確かだ。重さは、スマホのカメラの進歩でちゃんとした「カメラ」を持ち出す頻度が減っていることもあり、困る場面は減るかもしれない。値段は、相対的なものだし、それだけの価値はあると思う。

ファインダーについては、この製品の特徴である光学ファインダー(OVF)は正直に言って必要ないが、電子ファインダー(EVF)はあった方がありがたい。

決め手は2つ

そんなこんなで、しばらく悩んだ結果。

なんとか資金を捻り出して「X100V」を買うことを決意しました!

パチパチ

冷静に考えればGR IIIの方がコストパフォーマンスが高いはずだが、「フィルムシミュレーション(特にクラシッククローム)」と「35mm(相当)F2のレンズ」が決め手となった。

手ブレ補正がないことは明るい広角レンズを搭載しているのでなんとかなるだろうし、重さと値段も所詮は相対的な物である。(高級一眼レフに比べれば安くて軽い!)

こういうものは、理性的な判断より「万難を排してもこれが欲しい!」と思わせる要素があれば、結局はそれに引っ張られる。

そんなわけで、「買おう!」とは決意したものの、どこでどんな形で買うのかの算段はこれから。

続報をお待ちください。

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