見出し画像

最近のドラマの感想。「恐怖新聞」「名建築で昼食を」等々

ブルーレイレコーダーにどんどんたまっていくドラマ。平日にも観ているが、なかなか追い付かないので、土日に一気に消化するのが習慣になっている。そんな中からいくつかの感想を書いてみる。

「恐怖新聞」

主演の白石聖は「だから私は推しました」の頃から気になる女優なので、ホラーは苦手だけど全話観た。

テレビの規制の影響か思っていたほどグロい場面がなかったので助かった。学生時代に原作のマンガを読んだが、話の内容は全然違っていた気がする。

恐怖新聞の予知情報の悪用や、恐怖新聞の読者を引き継ぐ方法を巡る駆け引きが面白かった。

結末に救いがなさ過ぎたのが残念。

「名建築で昼食を」

ドキュメンタリーとドラマの融合みたいな不思議な作品。

名建築紹介のパートは案内人が本当にその建物の関係者の方みたいで、田口トモロヲのしゃべりが「プロジェクトX」を連想させてドラマを観ていない錯覚に陥るが、それ以外のドラマパートは、数少ない登場人物が静かな雰囲気で淡々と会話する場面が多く、単館で上演される邦画みたいな演技と演出になっている。

池田エライザは、ハーフの外観を持っているのに、普通の女性を演じるとなんか説得力があって好き。

個人的には、このクール(コロナ禍でズレまくっているけど)の中で一番楽しみにしているドラマだ。

「おカネの切れ目が恋のはじまり」

出演者のアクシデントにより急遽4話で最終回を迎えたアレ。

第1話を観る限り、松岡茉優が経理の知識で事件解決していく「これは経費で落ちません」みたいな話かと思っていたが、2話以降を観るに同じ脚本家の「凪のお暇」的な「主人公の自分探しドラマ」だった。

松岡茉優の演技は味があったし、冒頭の草刈正雄ナレーションの方丈記とか、宝塚の娘役の方とか、いろいろとみるべき点があったのに、こんな事になってしまって残念だ。

特に、久しぶりに主演を務めた松岡茉優が不憫で不憫で…

「24 Japan」

原作の「24」は「いつか観よう」と思いつつ一話も観ていないが、日本版は第1話から観た。

豪華なキャストと緊迫感のある展開で面白そうだが、主人公の属する組織とか司令室の描写を日本に置き換えたときにリアリティを出せるのかが問題の気がする。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?