【DXハイスクール】デジタルものづくり支援についての紹介
デジタルクラフトスタジオでは、デジタル機材を活用した様々なサービスを展開しています。
この投稿では、DXハイスクール採択校である筑陽学園高校様におけるデジタルものづくりの支援について紹介します。
はじめに
この投稿をご覧になられている皆さんの多くは教育に関する方だと思いますが、これからの時代を生きぬいていく学生たちに何が必要だと考えておられますか?
デジタルクラフトスタジオ太宰府(旧ファブラボ太宰府)としては、テクノロジーの発達により生まれた新たな手段(デジタルものづくり)を知ってもらい、またそれを自ら使うことに挑戦し得た経験を通して、選択肢を増やせる機会が学生のうちから必要だろうと考えています。
例えば、学校の中に3Dプリンターやレーザー加工機といったデジタル機材が置いてあり、自らの関心を軸にものづくりに挑戦できる環境の中で育った学生が増えていったら何が起こるでしょうか。
何か、面白いことが起きそうな気がしませんか?
一例を挙げます。
2016年頃ファブラボ太宰府時代に、ある少年がスイカの維管束をテーマに様々なことに挑戦していました。自らの関心に従って突き進む姿勢は、今思い返しても天晴でした。
詳細については本人が作成した上記ドキュメントをご覧ください。
導入を検討されている先生方は、「授業(情報や探究活動)で利用する」「学生が作品づくりで利用する」といった目標を定めると思いますが、それと共に実は、そういった環境を校内に整えることで予期せぬ変化、想像を超えてくる学生が現れることも期待しているのではないでしょうか。私は期待しています。
筑陽学園高校様での支援について
支援内容は次のとおりです
導入に向けた相談
知らない事柄をイメージすることは難しいため、まずはお話を伺いながら要件を整理し具体的なイメージができるようにお手伝いします。
機材選定
校内での運用を踏まえ選定、ご提案します。
機材手配、組み立て、初期設定、納品
機材手配だけでなく、機材(3Dプリンターやレーザー加工機)の設置訪問や初期設定といった対応も行います。
研修プログラムの企画、実施
授業計画に添えるように進めます。
プログラム内容の調整やご要望があれば新規プログラムのご提案も可能です。
打ち合わせ
認識の齟齬が生まれないように打ち合わせを行います。
研修1 3Dプリンター
2回に分けて実施しました。
内容
1回目
・3Dプリンターについてと使うための手順について知る
・3Dデータ作成(モデリング)の方法を学ぶ
・生徒自ら3Dデータ作成(モデリング)
・出力
2回目
・前回のおさらい
・実物を3Dで再現する方法について知る
・ノギスの使い方を学ぶ
・生徒自ら3Dデータ作成(モデリング)&教え合い
研修2 レーザー加工機
2回に分けて実施しました。
内容
1回目
・レーザー加工機についてと使うための手順
・2Dデータ作成を学ぶPart1
・生徒自ら2Dデータ作成
・レーザー加工
2回目
・前回のおさらい
・2Dデータ作成を学ぶPart2
・生徒自ら2Dデータ作成&教え合い
・レーザー加工
おわりに
こういったテクノロジーに早いうちから親しみ、スキルとして身につけられる環境が校内にあることは、間違いなく学生にとってのメリットです。
導入する際のハードルはたくさんあると思いますが、そんな思いをお持ちの先生方、お力になれますのでご連絡お願いいたします。
お問い合わせ先
https://gooday.co.jp/digital-craft-studio/
ページ末尾のお問い合わせフォームからお問い合わせお願いします。