見出し画像

自衛隊からエンジニアに転身。入社数ヶ月の未経験社員インタビュー

日本の海の平和を守る、海上自衛隊から未経験でエンジニアに転身。
藪田 亘亨(やぶた のぶあき)に、少し異色な今までのキャリアや経験、そしてDigeonで働くことや成長についてインタビュー。

ーまず自己紹介をお願いします。

藪田です。現在29歳です。奈良県出身で、大学や高校は行かず、最終学歴は中卒です。18歳から働くことを親に宣言し、18歳まで自宅で趣味のゲームやネトゲに没頭していました。

ー元自衛官という経歴ですが、どうして自衛隊に入られたのか聞かせてもらえますか?

フルメタル・パニックという小説が好きで、その作品の中に潜水艦が出てきたのが興味のきっかけです。ちょうど無職で、せっかくなので潜水艦に乗ってみたいという思いで入隊しました。

ー海上自衛隊ではどのようなことをされていたんですか?

希望通り潜水艦に乗っていました。

ー潜水艦!?では、どのような仕事をされていたのですか?

あまり詳しくは言えないのですが、水測員(注:ソナーマン、水中の音の収集と解析を行う人のこと)をしていました。
当時、潜水艦の造船所がある神戸にも寄港して、今のDigeonのオフィス周辺をうろうろしていたりもしました。

ー具体的にどれくらいの間、潜水艦の中にいるのですか?

潜水艦は本当に国家機密だらけで、同居している家族にすらいつから居なくなっていつ帰ってくるか話してはいけないんです。
なのでお答えできませんが、狭い空間で、決して漏らせない機密に囲まれ、集中して任務に当たる経験が、今のエンジニアとしての仕事にも活かされているとは思います。

ーすごい世界ですね…

自分としては、そういう仕事なので普通、という感覚でしたけどね。
3年の任期が一区切りとなるので、3年間海上勤務した後、任期満了で退職しました。
退職後は民間のタンカー船の船員として2年間勤務しました。
「いつ、どこの港に行ってくれ」と言われ、そこで船に乗り、3ヶ月後に別の港に降ろされるような感じで、日本全国を回りました。

ーまさに海の男。という感じですが、そこから何故エンジニアになったのですか?

エンジニアになった理由は、趣味のゲームがきっかけでした。
18歳になるまで、ゲームの合間に技術書を読んでC言語で自分で作りたいプログラムを作ったり、「30日でできる! OS自作入門 」などの本を読みながら実際にやっていました。
お年玉もシステム開発やプログラミングの技術書購入に使っていました。
家を出た後も、色々な職場でPCに詳しい人間として、頼りにされることも多かったので、改めて「PCという自分の趣味の延長線上でお金が貰えないかな」と考えたことがきっかけです。
もうひとつは、肉体労働の時間に拘束される働き方というか、自分の時間を切り売りして稼ぐような働き方が嫌になってしまい、新たな挑戦を求めたこともあります。

ー今では未経験からエンジニア職になれる募集も多い中、どのように会社を探しました?

自社開発か、受託開発が絶対の希望で、SESのイメージがあまり良くなかったため、慎重に探していました。そんな中でDigeonからのスカウトを貰い、条件に当てはまっていたため興味を持ち、話を聞かせてもらっていくうちに直感的にいいなと思ったので決めました。
プログラミングなど、開発業務が絶対にしたかったので、他の会社も面接させて貰いましたが、そもそも開発はほとんどしなかったり、将来的に開発から離れなきゃいけないようになっていたり、その点Digeonは自分の希望を叶えてくれる環境がありました。

ー入社から4か月経って、ギャップなどありましたか?

ギャップは特にないです。エンジニアとしてのキャリアがなくても、自分の想像通りの仕事ができていると感じています。特に、未経験でも希望次第ですぐに実務に携われるようにしてくれたことや、コードレビューも任せてもらえて、そこを通じて成長できたことが特に嬉しいです。
趣味がお金になっている、そんな満足感があります。

ーエンジニアとして働く前に独学などしましたか?

独学というより趣味のような感じで、18歳までC言語やPythonで開発して、自分の作りたいものを作ってきました。Digeon入社後は実務で使うと聞いたので、GoとTypeScriptを重点的に学びました。

ーDigeonで働き出して、助かった取り組みなどはありましたか?

入社してから早い段階でコードレビューを任せてもらえたことが、成長スピードを高めたと感じています。コードレビューをするために、コードのひとつひとつを慎重に見て学んでいく必要があり、キャッチアップが早まったと思います。

ーちなみに今はどのような開発をしていますか?

eラーニングサービスの新規開発に携わっています。Digeonは自分から希望を出せば、希望通りにやらせる方針のため、どんどん新規開発をさせてもらってます。最近は画面設計やDB・API設計などにも携わり始めました。

ーエンジニアとしてのやりがい

完成までの自己満足がやりがいです。特に開発中に良いコードが書けた時はテンションが上がりますね(笑)
逆に苦手意識があった画面設計もFigmaの活用などが大変でしたが、克服しました。そういった成長実感が有ることもやりがいのひとつだと思います。

ー将来的にどのようなエンジニアになりたいですか?

ずっと開発をメインにしたエンジニアとしてありたいです。上流工程も設計くらいまでで、基本は開発者としていたいです。Digeonはこの希望を受け入れてくれています。
それと、Digeonの仕事とあまり関連していませんが、ハードウェアの開発にも興味があります。

ー最後にエンジニアを目指す方へのメッセージをお願いします!

未経験からエンジニアへの転身は可能です。しかし、急に仕事でエンジニアになっても情報を詰め込みながら開発をすることになります。従って、空いた時間で何かひとつ自分でサービスやシステムを作ってみることが重要だと思います。その経験や体験を通じて、楽しいな、苦しくないな、と思えたらそれがエンジニアになった後も大切な自信に繋がると思います。

ー最後に

Digeonでは未経験からでもエンジニアとして成長できる環境が整っています。興味がある方は、ぜひ応募してみてください。一緒に成長し、新しい技術に挑戦しましょう。


この記事を読んで、弊社にご興味を持って頂けた方は、エントリーをお待ちしております!