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新教育要綱 中学社会の場合

改訂中の教育要綱は、前記のとおり「量と質」、更には「活用力」を大きく求められます。
今回は、大きく変わる中学社会について、ポイントを纏めます。

中1の変更点は、

日本の姿
時差
日本の特色について世界からの視点は削減
歴史が5時間増(地理が5時間減)

中2の変更点は、

ヨーロッパ史(主に憲法史)
琉球文化
アイヌ文化
歴史の履修範囲が明治時代まで
歴史が5時間増(地理が5時間減)

中3の変更点は、

近現代史(大正時代以降)の充実
領土問題

社会の大きな変更点は2つあります。
まず、地理ですが、散発的な『調べる学習』から日本や世界の諸地域を地理的にしっかりと捉える従来の方式に変更されます。
地理の授業時間が減らされる中、地図や資料をしっかりと見て様々な観点から比較検討して理解する能力が必要とされます。
そして、歴史ですが世界史の要素が増えます。四大文明や産業革命についても詳しく扱うことになります。
歴史も、様々な資料や年表を用いて流れをつかみ総合的に判断するようになるようです。高校生で求められてきたいわゆる「横横の歴史」の理解力が必要となってきそうです。

社会科目も、単に暗記科目と侮ることなく、早めの学習が必要となりそうです。


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