Sincerely yours

窓際に置いた、カラの花瓶

いつかの花 その影を見ている

星が傾いて笑う その声を数えてる

覆水盆に返らずと、そんな事を考える

「酩酊」
濁ってしまうから
ここいらでやめてしまおうと思うんだ
〝終いにしましょう〟と嘲笑した
その顔を今日だって覚えている

僕ら同じ明日を迎えては、違う心を養った

ーーーーーーそして暗転。

ーー誰かが去った窓際に、置き忘れた一輪の花

#詩人になりたかったので #詩 #花 #影