#338　ワクワクするピザ

これ見ました？

アプリのUI・UXの重要性が分かる動画。こんなゲーム感覚で視覚的にトッピングを追加してピザをオーダーできたら楽しいし、また頼みたいってなるよね。しかも常に最終料金の表示あり超ユーザー目線。日本でこんなイケてるUIのサービスはまだ見たことない… pic.twitter.com/2CFAlEXdrq

— チャエン | 海外テック図解🇨🇳 (@masahirochaen) January 23, 2022

昨日の夜に初めてこれを見た時「ワクワク」しました。

ピザにトッピングが乗せられていく動きや、最終金額が常に出ている仕組みや、完成したピザがカートに入るまでの動き、ゲーム感覚で好きなピザを作り上げることができるというUXにワクワクしました。

「トッピング」ができるフードの焦点で考えると、ココイチのカレーでも同じようなことができそう。

似たようなことをやっているものあるかなと記憶を探ると、NIKE iD。

オリジナルのスニーカーが作れるサービスですね。

「自分で作り上げる」ことが視覚的に「楽しい」と思えるUXからヒントを得たのでしょうか、このピザの画面はすごく好きです。

しかし、この画面で完成したものと全く同じものが届かなかった、という声が上がるとＵＸは一気にネガティブなものになりそうだと思いました。

日本のマクドナルドだと、メニューにある写真のハンバーガーを頼んでも「なんか違うものが出てきた」という声を見かけます。

僕の中では「マックはそういうもの」と過度な期待を寄せていないため、写真と違うものが出てきても不満は特にありません。

おそらくそこには「自分で作り上げた」という課程がないから。

冒頭のピザや、NIKE iDで自分が画面上で作ったものと違うものが出てきたらどうでしょう？

おそらくリピートする人は少数になるのではないでしょうか。

ワクワクするUXに対しては確実に同じものを届けられるという自信がないと、サービスとして成り立たなくなるおそれがあると考えました。

でも、自分で作るって楽しいよね。