見出し画像

ワシントン大学|海外からフルリモートでEC開発|札幌の長期インターンシップインタビュー

プロフィール・自己紹介

ワシントン大学 コンピューターサイエンス科 中村 友美

参加期間:2020/7/1~2020/9/18(12週間)※ シアトルからリモートで参加

参加したインターンシッププログラム

志望動機

日本の大学に通われている方は卒業論文を提出すると思うのですが、私の通っている大学ではインターンシップかプロジェクト等を行い単位を取得するCapstoneと呼ばれる制度があります。

Capstoneでの単位取得目的に加え、企業で実際に働いて技術を実践できる貴重な経験になるとも思い参加しました。

現在シアトル近郊におりコロナウィルスでの大学の事情を説明した所「リモートでのインターンシップにチャレンジして見ますか?」との話をもらい参加させてもらいました。

大学ではソフトウェアエンジニアとして働く為に必要な知識を学ぶ学部に所属しています。

コンピューターサイエンスに関連した、コーディングやAIやクラウド、OS、ネットワークなどのクラスに加え、プロダクト開発をするエンジニアとしてのプロセス(条件、デザイン、開発、テスト、メインテナンス)についてや、ソフトウェアデザイン、エンジニアとしてのマネジメント手法を学ぶ授業もあります。

ソフトウェア開発に携わる上でのルールや法律を学ぶ授業もあります。

今回のインターンシップで技術的に学べた事

フロントエンドとバックエンドの両方を半々で出来た実感があります。

Laravel/PHPを用いたECサイト開発ではフロントエンド作業で主にHTML/CSSを用いた業務が多く、フロントエンドの裏側を少し見たり、少しjavascriptを触ったりしました。

途中からDjango/Pythonのプロジェクトに移動しました。徐々にバックエンド寄りの業務が増え最後はDjangoでの管理画面構築を担当するなど勉強になりました。

元々フロントエンド開発は馴染みがあったので、あまり躓く事はなかったのですが、実際に稼働しているウェブサイトでバックエンド開発を行うのは初めてだったので、Djangoというフレームワークの構造を調べて理解するのにすごく時間を掛けました。

小さい頃からパズルや数学が好きだったので、解けそうで解けない問題に向き合える事ができて、やりがいもあり、楽しかったです。

今回のインターンシップで学べた働き方、会社(ダイアモンドヘッド株式会社)への印象

他社になりますが、去年の夏にも二カ月ほどインターンシップに参加しました。

ダイアモンドヘッドは小さい会社かなと思っていたのですが、参加してみると思っていた以上に規模が大きく色々なプロジェクトが動いていました。

マネジメントではJIRAやbitbucketでタスクに番号振り分けられていたり、業務が整理整頓されていたので仕事を進めやすかったです。

インターンシップ生も多く、受け入れのための制度が整っていました。

定期的なメンタリングや毎日のミーティングも設けてもらい、分からない事をその日にうちに解決する事ができたので、すごく作業がしやすかったです。

今回は海外から参加のため時差が8時間あり、チームの皆さんにご迷惑をかける事も多かったと思うのですが、毎朝お忙しい中、チームと個別両方のミーティングをしてくださり、ビデオ通話越しで技術面のアドバイスやバグの処理を助けて頂きました。

また、時間が余った時には雑談や人生経験などのお話をする機会もあり、リモートでも実際にチームの一員の様に接してくださいました。

リモートインターンシップでこんなに沢山学ぶ事ができたのは、ダイアモンドヘッドの皆さんがインターン生への気配りを沢山払って下さっているからだと思います。

画像1

今後やって行きたい事

大学を卒業してから何年かは企業で働き、技術面を学んで自分のやりたい分野の中で特化できるような存在になりたいです。

授業やインターンシップの他にも、ハッカソンというチームでプロジェクトを組み立て競い合うイベントに参加し、色々な人やアイディアに出会う機会がありました。

数年前までの自分は、技術の進化に圧倒されていただけでしたが、その現実と仕組みを自分自身で理解するに連れて、ソフトウェア技術の発展による見えない悪影響、思考、政治、環境問題などの想像のつかない側面へ大きく影響を与えていると思う様になり不安を覚えました。

そのため、将来は技術者の一人として、利益を優先するのでは無く安心して使える技術を組み立てるエンジニアとして、その後は技術者だからこそ伝えられるソフトウェアを使う際に知っておくべき事を発信する立場になりたいと思っています。

今回のインターンシップに参加して見た感想

今までの働いた中で最も期間が長くリモートでの参加でしたが、みなさんに優しくしてもらえました。リモートという立場だったからこその新しい経験でもありました。

自分自身が周りに気を使ってしまう性格だと思うので、オフィスで働いている時は遠慮してしまう事があったかと思いますが、ミーティングを毎日設けてもらえてコミュニケーションできたのが良かったです。

これからインターンシップ参加する方へのメッセージ

インターンシップは技術を学ぶだけの場ではなく、職場環境やコミュニケーションや業務管理、責任などを含めて体験できるすごく良い機会だと感じました。

インターンシップでは業務経験値が貯まるので、社会に出て新卒入社として急に働き始めるよりも、事前に経験を積んで自信が持てるのでおススメしたいと思います。

今回のインターンシップで経験した技術スタック

・フレームワーク:Laravel、Django、Bootstrap
・言語:PHP、Python、Javascript、CSS(SaSS)、HTML
・ミドルウェア:MySQL、Redis、Docker
・OS:Amazon Linux2
・ツール:Git、Bitbucket、Confluence、G Suite、Slack

インターンシップに興味をお持ちの方へ

募集要項や応募選考フローや良くある質問などの情報を長期インターンシップ募集サイトにまとめました。興味をお持ちの方はリンク先をご確認下さいますようお願いします。

以上となります。ご拝読ありがとうございました。