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第34回(2023年6月度)社内プロコンの結果|札幌開発のイベントレポート

新卒エンジニアが同僚とプログラミング学習する社内プログラミングコンテストも2023年6月度で34回目となりました。

今月も結果をレポートにして共有します。

プログラミングコンテストを試してみた経緯やメリットについては以下の記事に詳しく記載がありますのでご確認ください。

ルールの説明

プログラミングコンテストのプラットフォームとしてTOPSICを利用しています。TOPSICはAtCoderと同じ問題が出題されるため、競技プログラムを勉強した方にとって馴染みやすいプラットフォームです。

配点は難易度 × 10点。制限時間は1問当たり難易度 × 10分です。

プロコンを行っている理由

新卒で入社してソフトウェアエンジニアとしての長いキャリアを歩む上で、プログラミングが得意な方だと思ってもらえると、過ごす時間の中で理解できる幅が増えて可能性が広がると考えているためです。

今回の結果

参加者は計36名です(入社1年目が19名、入社2年目が17名)。

出題は5問で、内訳は難易度1が1問、難易度2が2問、難易度3が1問、難易度4が1問です。合計難易度が12のため、120点満点で制限時間120分です。

使用言語の分布

例年よりも更にpythonを利用する方が多いです。人によっては問題によって言語を変更している方も見受けられます。

回答の傾向

2問目は基本的な配列を扱う問題でした。確実に正答したい問題なので、解き直しを十分にしましょう。

3問目は単純な条件分岐の問題でしたが、数学的知識を使えば記述量が極端に短くなるという面白い問題でした。

4問目は連想配列を利用する問題でした。データを保持しながら更新するというテクニックが求められました。

5問目はある条件下で指定の場所に行くまでの最小の移動回数を求める問題でした。力技でも解答は可能ですが、効率的に解くには動的計画法を利用する必要がある難問でした。

平均点は54.4点です。序盤は基本的な問題が多かったので、かなり高い結果となりました。グラフからも分かる通り中間層が非常に多いです。

今回の取りまとめと次回の話

難易度2の問題まで、高い確率で解答できる方が増えてきた印象です。同期同士の会話でもプロコンについて話している方がいるのは良い傾向です。

来月も頑張っていきましょう!

前回の結果

新卒採用に興味をお持ちの方へ

弊社の新卒採用に興味のある方は以下の新卒サイトをご参照下さい。

以上となります。お読みいただき、ありがとうございました。

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