ぐににににに、の下敷きとキーボードの”D”
最初っから意味なんかない。いや、意味はあったか。あるようにあった。意味は――あるように意味する、大地、雑草、石――石に世界はない。いや――ある。世界はある。彗星のごとく、世界は石に降り注ぐ。石は――蠟燭のように燃え上がる。――誰かが死んだのだ。内臓がナイル川に流れ出して、ボトボトと――意味はなかった。――、――の刻み醤油。定めは初めから定まることなくそこにある。死んだのだ、内臓がナイル川にボトボトと――トボトボと歩く骨の人形。関節が軋む。粉が舞い、銀河は流れる。私は芝生に横