見出し画像

嫉妬について語ることも大事なのかもしれない

イラスト:ムツナナツ

『子ども当事者研究 わたしの街にはおこるちゃんがいる』という本を読んだ。 そのなかに「お父さんの圧の研究」が載っている。

その研究を読んだソーシャルワーカーさんが「圧について語ることがとても大事なんだなって教えられた」と書いている。

それを読んで、僕は勇気のようなものを貰った。

そこから湧いてきたのは「嫉妬について語ることも大事なのかもしれない」という気持ちだ。 自分のなかにある嫉妬の気持ちをいろんな人たちに語る。 あの手この手で伝える。 すると相手からいろんな方向から質問されるだろう。 その都度、自分の胸に聞きながら質問に答えていく

うまく答えられなくて、言いよどむこともあるだろう。 それを続けるなかでいわゆるメタ認知が進むだろう。 自分はそんな風に感じているのね。 あの記憶とこの感情が繋がってるのね。

そんなふうに理解が一歩一歩進む。 困りごとについて、情報交換して、一緒に考え、知恵を出し合うことをべてるの家の向谷地生良(むかいやちいくよし)さんは「研究」と呼んでいる。

イメージは「夏休みの自由研究」で、自分のことを友だちと一緒に研究する感じ。 このように当事者研究とは、自分のことに関心を持っている人が一緒に話し合って、今までにない理解やアイデアを生み出す活動と言える。

ちなみに、向谷地さんは、子どもの頃、とにかく忘れ物が多くて困っていたそうだ。 そんな彼を救ってくれたのが「研究する」という発想だったそうだ。 なるほど。 向谷地さんの実体験からも「この研究するという態度」が生まれたのか。 この事実にも勇気をもらえた。 僕はもらってばかりである。

とにもかくにも、数日後に「なんとなくの会」で嫉妬について語るので楽しみである。 嫉妬という困りごとについて研究するつもりである。
(2022年7月18日に書いた記事です)
----------------
いつものように、レイアウト・タイトル・画像を決めてからこれ以降は投稿日にひろっちが追記していきます😊

イラスト:ムツナナツ

自分について友人の協力を得て研究するって面白いね。“質研究“だね。
質問紙や観察を使うのかな?評価指標は、どんな分野から使うのかを考えたり先行研究を探索するのも面白そう。
=======☆彡
いつもこの場を訪れていただき、ありがとうございます。何かを探求するって大切と思います。自分の事をテーマにするのも面白いですね。その際、何を推測して研究計画を作成していくといいのでしょうね。究極の個人情報になりそうです。
===========
👇こちらも関連のお勧めです。ここ数回、嫉妬がテーマになっています


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?