習慣化するための第一歩

新しい年も始まりましたし(香港ではこの週末が旧正月でした!)、今年から何か新しいことを始めようと考えている人も多いかと思います。

今年は運動を始めて痩せよう!とか、英語を身につけよう!とか、資格を取るぞ!とか、思いは人それぞれ。

新しいことを始めるときに苦労するのが習慣化ですよね。
いざ始めてみてもなかなか続かない。長続きしない。そんな経験をされた方も多いのかも。

小難しい話はさておき、今回は私なりに習慣化のために意識していることを紹介しようと思います。


私は社会人になってから、いくつかのことを習慣化してきました。
中でも大きく二つの習慣があり、それが「定期的な運動」と「英語学習」です。

大学まで硬式野球に打ち込んできた私は、部活を卒業後ブクブクと太りました。そしてあるとき体重計に乗ると、数値はなんと99kg。ほぼ0.1トンです。
もう一度、学生時代のように動ける身体に戻りたい。ダイエットしようと決意したのが、定期的な運動の習慣を身につけるきっかけでした。

一方、英語についても全然ダメで、会社の内定式で受けたTOEICでは380点。一生ドメスティックに生きていくのだと覚悟していました。
しかし、エンジニアの情報は英語の鮮度が高く、ドキュメントも英語しかない、日本語訳を待っていたら遅いなど、英語の必要性に直面する機会は増えてきていました。そうして私は、学生時代からずっと苦手だった英語にも重い腰をあげることになりました。


このような背景から、二つのことを社会人になってから習慣化したのですが、最初の頃は習慣化するのが大変でした。

運動を最初始めたときは、継続するのが大変で、なかなか定着しませんでした。その理由は、「掲げたハードルの高さ」だったと考えています。

学生時代に運動をバリバリやっていたので、どこか自分は「もっと速く走れる」などの思い込みがあったのだと思います。
身体に対して、感覚だけが現役の頃のままでした。

もちろん、太った身体で速く走るとめちゃくちゃシンドイです。
シンドイから、ちょっとした理由で「あ、今日はやめとこう」って思いがちになります。
そうなると習慣化はしんどいですよね。


私のオススメする習慣化の第一歩は「低いハードルを設けて」、それを「クリアーする」です。
世の中にはストイックな人がたくさんいて、そういう人はすごいなと感じます。しかし、今すぐにその人たちと比べてしまっては身が持ちません。
きっと、今すごく見える人はずっと昔に習慣化して、それをずっと続けてきたからなのではないでしょうか。
なので、自分もまずは習慣化して、自分の中でその行動をアタリマエにすることが大切かと思います。

ハードルの下げ方も色々あります。
例えばランニングだと、走りには行けるけどしんどくて続かない場合は走るペースを落としてみたり、準備して家を出るのが億劫なのであれば、いっそのこと走れる服装で日常生活をしてみてはどうでしょうか。
「思い立ったらすぐできる」というのは、スタートの心理的障壁がかなり下がるかと思います。


私自身も習慣化できたことにより、体重は一番低い時で69kgまで落としました。今では70kg台をキープしています。
(香港来て、美味しい食事で太りましたが、トホホ、、、)

英語も、習慣化して学んできたおかげでチャンスをいただき、日本人がいない環境で英語のみで仕事をしています。

社会人になってから身についた習慣でも、私の人生やキャリアに大きく関わる変化を与えてくれました。

人生100年時代、まだまだ始めるのは遅くないと思います。
2020年、何かチャレンジしてみたいことがあれば、まずは第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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