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【春のオープンキャンパス2023】新1年生〜4年生の本音トーク&秋トラ合格者のポートフォリオも公開&質問にも全回答!

2023年3月26日、デジタルハリウッド大学(DHU)は「春のオープンキャンパス2023」をYouTube Liveで生配信しました。

2023年度初となるオープンキャンパスの中心は、在学生による本音トークセッション「ChatDHU」と、在学生クリエイティブチーム「intera」によるAR技術を活用したダンスパフォーマンス。このnoteでは、春休みの駿河台キャンパスに集まった学生の声と、当日YouTube Liveのチャット欄に寄せられた質問にすべてお答えします。

ぜひ最後までご覧ください!

▼当日のアーカイブ動画


在学生が本音でトーク「ChatDHU」

東京・御茶ノ水にある駿河台キャンパスには、43の国と地域から集まった約1,300名の学生が通っています。春のオープンキャンパス2023では、個性豊かな学生たちが大学生活についてざっくばらんに話すコーナー、「ChatDHU」をお届けしました。

新3年生の振付師 × 新2年生のダンサー

池田遥花さん(写真左)、杉浦花凜さん(右)。

まず登壇したのは、新3年生の池田さんと新2年生の杉浦さん(写真右)。池田さんが考えた振り付けを、ダンサーである杉浦さんたちが生放送中にパフォーマンス。DHUを選んだ理由や、今どんなことに熱中しているのかを話してくれました。

——DHUに進学した理由は?

杉浦:わたしはもともとダンスだけでなく、イラストや映画、デザイン、3DCG、VFXなどいろんなことに興味があって。1学部1学科でジャンルレスに学べる、DHUに入学するのをとても楽しみにしていました。

池田:わたしはダンスを小学2年生からやっていて、その表現の幅を広げるために、クリエイティブな分野が学べる大学への進学を考えていました。また高校生のときに、大規模なイベントの運営を経験したこともあり、演者と裏方両方の経験が生かせるDHUを選びました。

——ふたりは、どんなオタク?

杉浦:鑑賞オタクかな?主に3DCGとVFXを学んでいて、2Dや3Dの作品をじっくり見るのが好きなんです。線のタッチや作品の材質など、細かい部分まで鑑賞してしまいます。

池田:わたしはパフォーマンスオタク。個人や団体などさまざまなチームの作品を見るのに熱中しています。

杉浦さんが受験生の頃に訪れたオープンキャンパスで、池田さんが先輩として対応していたという裏話も。

——高校生へ向けて、DHUはどんな大学か教えてください。

杉浦:1年前は私も高校生。DHUに入ってからは時間の流れが早くて、もう1年経ったんだ!と思えるくらい充実しています。DHU生はやりたいことが明確な人が多くて、「一緒になにかやろうよ」と次々と新しいことが始まっていく。学生人生の中で今が一番楽しいです。

池田:好きなこと、興味のあることで先輩・後輩・同級生とつながれるのがこの大学の特徴です。やりたいことや好きなことがある方には特におすすめしたいですね。

映像制作サークル「1frame」の新4年生が集合

「専門教育」「教養教育」「国際教育」。DHUではこれら3つを軸としたカリキュラム編成がされています。その中でも受験生が最も関心を寄せる専門教育をテーマに話していただいたのは、新4年生の3名です。

左から辺見 駿一郎さん、小村 摩利さん、山内 晴奈さん

——今学んでいることは?

山内:デザインをメインに学んでいます。昔はピクサーに憧れて3DCGを勉強していたけど、1枚絵で表現できる2Dのデザインにも興味が出てきたんです。サンプルになる素材がたくさんネットに転がっているし、勉強するのが楽しくて。入学時とは学びたいことが変わっていきました。

小村:わたしは映像制作が主軸。あとは写真とデザインも勉強してます。

辺見:僕も映像メインでDHUに入学しました。入学当初は3DCGを学んだりもしたのですが、室内でPCに向かって黙々と作業するより、カメラを持って外に出て撮影するほうが自分に合っている感じがして。現在は実写映像をメインに勉強しています。

——3人の共通点は?

山内:1frame」という映像サークルに所属していること!あとは、全員の趣味が写真撮影です。カメラを持ち歩いてたら、永遠にどこまでも歩ける3人。

小村:去年は新1年生向けに、サークルでフォトウォークをやったよね。

辺見:あれ、めっちゃ楽しかった。

オープンキャンパス終了後に3名を直撃。いつもは裏方を務めることが多いということで、新鮮な体験になったようです。

受験生のみなさんにもコメントをいただきました。

辺見:DHUは、自分の好きなことを貫き通せる大学です。自分の好きなことに自信を持って、一緒に頑張っていきましょう。

小村:とにかく動け、って伝えたいです。これだけ幅広いジャンルの勉強ができる環境はないと思うので、友だちをたくさん作って、みんなで一緒に作品を作ってほしいなと思います。

山内:どんどん自分で作品を作る、ブラッシュアップする、そして人を巻き込む。これを繰り返すのが一番やってて楽しいんです!

英語が得意科目!新2年生が、1年間を振り返り

デジタルコミュニケーションを幅広く学べるDHUですが、「国際教育」と「教養教育」の内容も充実しています。

専門分野を英語で学ぶ「Content English」や、実社会で役立つ「Business English」、さらに提携校への海外留学も可能。グローバルに活躍するクリエイターを目指すことができます。

加えて、教養教育にも力を入れています。人文・社会・自然科学から今話題のトピックまで、新たな発想を生み出すための知の源泉を手に入れることで、これまでにない作品やサービス、ビジネスプランの創造につなげることを目的としています。

「ChatDHU」には、英語上位クラスで学ぶ新2年生3名が登場しました。

左から伊藤 詩奈さん、二ノ宮 渉夢さん、水野 花奈さん

——DHUに入学する前と後のギャップは?

伊藤:「色彩論」という教養科目を履修していて、デザインするうえで戦略的に色を使うにはどうすればいいかを学べるんです。科学的根拠から考える必要があって、DHUで理科の教科書を開くとは思っていませんでした

二ノ宮:良い意味で自由な大学ですよね。入学前はひとつの専門に特化する学生が多いのかなと思っていたけど、実際には幅広い分野を学んでいる人が多いんです。

水野:幅広く学べるからこそ、わたしは入学前と後で学びたいことが変わりました。以前は映像と3DCGを極めて魔法のような作品を作るんだって考えていたんですけど、「あれ、デザインの方が勉強してて楽しいかも」と思い始めて。今はデザインを中心に学んでいます。

——2023年の抱負を英語でお願いします。

水野:In this DHU, I learned that working in groups results in better output. I want to do more group projects to create art.

二ノ宮:This year, I want to take various classes, because I want to broaden my  perspective and improve my skills.

伊藤:I’m going to learn about color design. I will create my own robots!

登壇後、高校生へのメッセージを聞くことができました。

二ノ宮:入学前にやりたいと思っていたことがあっても、実際いろんな分野に触れてみると、思いもよらない面白さを見出すことができます。新しい自分を見つけられる大学なので、ぜひ入学試験頑張ってください!

水野:ほかの美術系の大学に通っている友だちの話を聞いていると、DHUは将来の仕事につながりやすい大学だと感じています。キャリアセンターに行くと、インターンや就職先の情報が充実しているんです。1年生からでも応募できるインターンがあるので、早くクリエイティブな環境で働いてみたい人はおすすめです!

伊藤:大学をネームバリューで選んでしまう人はいるかもしれないけど、わたしは本当に自分がやりたいことができそうな大学を選びました。自分のやりたいことに素直になれる人が増えると良いなと思っています。

3DCG制作サークル"Mont Blanc"

ここからは在学生へインタビューをするコーナーへ。DHUの伝統的な3DCGサークル「Mont Blanc Entertainment」に所属する新3年生の2名に、3DCGに出会ったきっかけや制作にかける想いについて聞きました。

左から、宮田 英之さん、松本 星南さん

——3DCGを学ぼうと思ったきっかけは?

宮田:高校2年のときに、DHUで実施された有名なCGデザイナーさんの講演会に参加して、3DCGってこう作るんだ、自分もやってみたいと思ったのがきっかけです。

松本:わたしはもともと医学部を目指して勉強していたのですが、高3の時に「モンスターハンターワールド」にハマってしまって、3DCGの魅力に気づきました。そこから進路を変えてDHUに入りました。

——宮田さんと松本さんは、入学以来3DCG作品を作り続けているんですよね。「3DCGって難しそう」という声をよく聞きますが、おふたりが制作を続けられている理由を教えてください。

松本:どのソフトを触っても最初はうまくいかないのが当然。それを受け入れたうえで、まずは参考になる作品を集めて、好きなものの真似から入るのがおすすめです。

宮田:最初は作りたいものが、思ったとおりに作れないのが、だんだん自分が思い描いた通りの作品を作れるようになるんです。表現したかったことを目の前に出力できるのが楽しくて、3年近く続けてこられたと思います。

▲松本さん作。2年生の最初のころに、大好きなドラゴンを題材にして作ったそう。
▲宮田さん作。最近の授業の課題で制作。こだわりポイントはお腹のタプタプ感。

——高校生へメッセージをお願いします。

松本:わたしは途中で進路を変更していますが、今はCG制作が楽しくてその選択を後悔していません。DHU以外の大学や専門学校に行くとしても、自分のやりたいことを大切にしてほしいと思います。

宮田:もしDHUに入学したら、僕たちの3DCGサークル、モンブラン(Mont Blanc Entertainment)でお待ちしています!

クリエイティブチーム「intera」による、ダンスパフォーマンスの裏側

最後に、DHUクリエイティブチーム「intera」のみなさんにもインタビュー。オープンキャンパスで披露されたパフォーマンス「expansion」について、新4年の石渡遥也さんにお話を伺いました。

石渡さん(左)。ダンサーチームと打ち合わせをしている様子。

——「expansion」について教えてください。

リアルタイムに連動するARや照明演出など、テクノロジーを活用した表現の拡張に挑戦した作品です。リアルのダンスパフォーマーと技術チームが連携した、新しい試みでした。

人物をトリミングする演出の際、通常はグリーンバックが必要になるのですが、機械学習技術を用いることでステージをそのままに、リアルタイムでの合成が可能になりました。またYouTube Liveでいただいたコメントと連動させる演出もあり、視聴者参加型の作品でもあります。

左から、interaの今井さん、石渡さん、金子さん。

——演出を終えた感想と、今後の抱負をお願いします。

石渡:今回出演いただいたダンサーさんやカメラマンさんとは初めましての状態で、しかも初めて使う技術で臨んだ大舞台でした。ぎりぎりのスケジュールのなかで本番を迎えたこともあり、まずは完成作をお見せできてほっとしています。

プロジェクトマネージメントを担当する立場からいうと、いつも余力や時間が残るようにスケジュールを組みたいのですが、今回はなかなか上手くいきませんでした。今後はより余裕を持って締め切りを細かく設定しようと思っています。今度はDHUのオープンキャンパスの時間すべてを、僕たちがジャックします!

入試説明 with オータムトライアウト合格者

2023年春のオープンキャンパス、最後のコンテンツは「入試説明」。2024年度の入学者向けに、入試の種類や評価ポイントなどを解説しました。登壇してくれたのは、高校を卒業したばかりの新1年生・福田 昴さんと向井 菜月さんです。

福田さんはオータム・トライアウトの総合型選抜【特待生選考】(作品型)、向井さんはオータム・トライアウトの総合型選抜(活動重視型)を受験し、合格しました。

福田さん(中央)、向井さん(右)
オータム・トライアウトの選考フロー。グループワークなどを通じて入学前に友達が作れるのも特徴。

募集定員が最も多く、面接・講義・グループワーク・プレゼン・課題提出などの選考フローが特徴的なオータム・トライアウト。数ヵ月前に受験した感想を福田さんと向井さんに聞くと「入試って感じがしなくて楽しめた」「テーマに沿って合意形成をするのを意識してグループワークに臨んだ」との体験談を話してくれました。

▲福田さんのポートフォリオ。マルチクリエイターという目標を叶えるため、さまざまなソフトを活用して制作したことをアピールしました。
▲向井さんのポートフォリオ。高校3年生までの活動実績を時系列でまとめています。

オープンキャンパス終了後、登壇した感想や今後の意気込みも話してくれました。

福田さん
入試のときから感じていたことですが、今日は特にテレビ局みたいで、良い意味で大学らしくないなと感じました。入学後の4年間で経験を積んで、自分の武器をレベルアップさせたいです。

向井さん
配信の設備がすごくて、ほんとに大学なの?ってわたしも思っちゃいました。学生主体のオープンキャンパスで、イベントという実践を通じて学べる大学なんだと感じています。入学後はグラフィックデザインを学んで、誰かの心に刺さるような作品を作りたいと思います!

チャット、アンケートなどでいただいた質問にお答えします!

オープンキャンパス当日にはたくさんの参加者から質問をいただきました!放送内で回答できなかったものも含めてお答えします。

Q. デザインやイラスト、PCの経験がなくても大丈夫ですか?

受験時点でのデジタルスキルや制作経験は不問です。向井さんのように高校生までの活動をアピールしたり、学力試験で合格を目指すことができます。

入学前ガイダンスでは、Wi-Fiの接続方法から丁寧にレクチャーします。「基礎ツール」と呼ばれるWord、Excel、Photoshopについても、1年次の必修授業として設定されています。

新1年生・向井さん
わたしは高校まで、デジタルやアナログにかかわらず、あまりクリエイティブなことをしてきませんでした。なので「活動重視型」を選び、部活や探究活動についてアピールしました。

Q. ​面接試験の準備はどのようにしましたか?

新1年生・福田さん
「マルチクリエイターになりたい」という夢について、どんな経緯でその夢を持ったのか、徹底的に自己分析しました。アピールできる時間は限られているので、これまで制作した作品、大学で何をしたいか、卒業後どんなクリエイターになっていたいかを整理したうえで、面接に臨みました。

Q. 受験当日までにいちばん不安だったことはなんですか?

新1年生・福田さん
自分の熱意を時間内に伝えられるかが不安でした。でも面接が始まってみると思った以上にフランクな空気で、リラックスして話すことができました。

新1年生・向井さん
面接が不安だったので、高校の先生を自分で捕まえて反復練習に付き合ってもらったり、動画で自分の話している姿を撮影して、客観視するようにしました。練習を重ねることで自信がついていったのだと思います。

Q. 新入生同士、入学するまでに交流の機会はありますか?

新1年生・向井さん
オータム・トライアウト合格者の場合、slackというチャットアプリで合格者専用のチャンネルが作られます。懇談会を定期的に開いてくださる先輩がいたり、課題や作品についてシェアしたりできるので、入学前から友だちを作ることもできますよ!

Q. ​評定平均値はいつから、いつまでの成績ですか?

出願時期にもよりますが、三学期制の場合は高校3年次の1学期、二期制の場合は2年次修了までの成績が記載された調査書等を提出してください。

Q. 指定校推薦(学校推薦型選抜【指定校制】)の評定基準は変わりますか?

対象校には毎年7月頃に募集概要を送付しますので、高校の進路指導室などでご確認ください。

Q. 僕はアート色が強めで、基礎学力がすっ飛んでいて偏りがあると自負してます。基礎学力テストにはどのように備える必要がありますか?

入学試験ガイドでは基礎学力テストのサンプル問題を公開しています。またDHUFANCLUB(イベント参加者限定コミュニティ)でも、試験当日に使用されるのと同じオンライン上のシステムでサンプル問題に挑戦できますので、ぜひご入会を!

Q. 文系のため2年次以降数学を受けてないのですが、基礎学力テストの数学は問題ないのでしょうか?

出題範囲は高1〜2程度の国・数・英。基礎学力テスト自体、評価のウエイトは決して大きくありませんので、国・英でカバーできるよう頑張ってください。

Q. マーケティングや商品企画に関わる学習や実習などは行われているのでしょうか。

現役でマーケティングやPRの現場で活躍している教員陣が、授業やゼミを担当しています。広告代理店やマーケティング会社に就職した卒業生も数多くいます。詳しくはこちらをご覧ください。

Q. アートとデザインを並行して学ぶことは可能ですか?

可能です。実際、アーティスティックな志向を持つ学生もいれば、クライアントワークを前提にデザインを学ぶ学生もいます。それだけではなく、映像やVFX、Webなど、その他の領域を組み合わせることで、制作の幅を広げることができます。

Q. 面接ではどのようなことを聞かれますか?

面接官によって異なるため一概には言えませんが、志望理由書や活動記録報告書、3分間の自己アピールの内容をもとに、受験生自身を深堀りしていく質問が多いようです。

新1年生・向井さん
志望理由書から話を広げていただきました。将来像や、大学で制作したい作品のことを書いていたので、「なんでそう思ったんですか」「起業を考えているんですか」ということを聞かれました。

Q. ​オータム・トライアウトで落ちちゃったらどうすればいいのでしょうか?

オータム・トライアウトは例年9月に出願が始まり、11月に合格が発表されます。不合格となった場合は、11月以降に実施される総合型選抜や一般選抜などを受験することをお勧めします。総合型選抜は専願のため、他大学との併願はできませんが、総合型選抜【特待生選考】や一般選抜は併願可能です。

Q. 提出する作品は、画塾などで制作した作品や、2次創作でも大丈夫ですか?

学校や塾で作ったもの、個人で作ったもの、すべて提出可能です。二次創作やファンアートを提出される方もいます。

Q. ポートフォリオはスマホで作成してもいいですか?

問題ありません。各募集要項の「提出規定」をよく読んで作成してください。

Q. ​作品型で受けたいのですが、ポートフォリオはどのようなことを書けばいいですか?

新1年生・福田さん
自分はどんな人か、どうなりたいのかを押し出しました。加えて「なぜ」も全部載せて、ポートフォリオを見てくれた方に対する説得力を意識しました。



以上、春のオープンキャンパス2023の様子をお届けしました。

ご視聴いただいた皆さん、最後までnoteを読んでいただいた皆さん、ありがとうございました!

デジタルハリウッド大学では、2023年5月14日(日)と6月11日(日)に初夏のオープンキャンパス2023」をオンラインで開催します!テーマは「現役プロの教員陣による体験授業」。みなさまのご予約をお待ちしています。

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