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日曜日の駄弁3週目

久しぶりにまたEvernoteを使うようになっていたんだけど、最新バージョンになると急にAtokとの相性が悪くなって、まったく使えなくなってしまった。
Evernoteさんは問題を把握しておられるのかしら。次のバージョンでは直ってたらいいんだけど。

もう亡くなっている人のツイッターアカウントに、自分のツイートに「いいね」が押されて、「ひぃっ」ってなりました。ホラーかっ! みたいな。
冷静に考えると、誰か関係者の人なりが中の人を引き続きやっているんだな、というだけの話ですけど。そうだとすると、誰が中の人なのかな。知っている人かな。

大阪古書研究会で、「ちょっとお金があるから次の例会の時までに、みんな何か企画を考えておいてちょうだい」と会長からの命令があったので、僕は二つ提案しました。

一つはグッズを作る。ベタだけどトートバッグ。僕のイメージは、文学トートバッグ。古典文学の引用をあしらったトートバッグ。ホメロスを引用するなら古典ギリシア語で。セネカを引用するならラテン語で。杜甫を引用するなら中国語で。ダンテを引用するならイタリア語で。シェイクスピアなら英語で。セルバンテスならスペイン語で。ラブレーならフランス語で。ゲーテならドイツ語で。プーシキンならロシア語で。文字をあしらうだけでも、デザイナーに入ってもらって、スマートに仕上げて欲しい。タダでは配らない。人はタダで手に入ったものは大事にしないから。その代わりちゃんと自分でも欲しいと思うようなクオリティのものを作る。

もう一つは、古書研プロデュースのリアル店舗を期間限定でオープンする。夢物語かなと思っていたけど、案外みんなまともに受け止めて検討してくれた。企画の細部をちゃんとつめたら、実現するかも!?

久しぶりといえば、久しぶりにバーセルミの短編読んだ。あるアンソロジーに入っていたやつ。面白かった。オチの一言なんか最高だった。
バーセルミみたいなキュートな短編小説が書けたらなと思う。

で、小説書いてるんですけど、あんまり進んでません。
牛のようにのそのそと進めてます。
自分の小説について考えるために、漱石の『三四郎』引っ張り出してきて読んでます。
『三四郎』好きなんですよね。昔から。
まだ半分くらいだから、今週のうちに読み終えて、来週の駄弁で感想でも書こうかな。

最後に今週の一節。

「わたしの教室では、何を書くか、どのように書くか、どんな種類の小説を書くかについて、何のルールもありません。ただ〈興味ある〉ものならいいのです。そしてエロクエントであればいい。その他のことなど、わたしにとって、問題にならぬように思えます。ジョン・アップダイクのように書こうと、アラン・ロブ゠グリエのように書こうと、それがブリリアントでありさえすればいいのです」

井上謙治『アメリカ読書ノート』

ジョン・バース先生のお言葉。

ドナルド・バーセルミといい、ジョン・バースといい、今週はアメリカ、ポストモダン文学週間でした。

そういうわけでもないけど。


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