見出し画像

人工衛星経由のインターネット通信が着実に進行中

人工衛星経由のインターネットは、もうすぐそこだね〜

先日の5月13日、イーロン・マスク率いるSpaceXが、人工衛星経由のインターネット通信である「Starlink」の導入状況を公開した。

「Starlink」は、これまでに2000機以上の通信衛星を打ち上げ、世界32ヵ国にインターネット通信のサービスを提供している。新世代のインターネット通信として注目されているサービスだ。

SpaceXが今回公開した情報には、サービス提供済みの32ヵ国に加え、今後のサービス導入に向けて活動している国も掲載された。

現状は、アメリカや欧州を中心としてサービスが展開されている「Starlink」だが、今後は、アフリカやアジアが主なサービス提供先として開拓されている流れになって来るようだ。

日本においても、「Starlink」サービスの実施が近づいている。

1. 日本でも「Starlink」サービスが利用可能に?

全世界に広がりつつある「Starlink」のサービスだが、当然、日本もサービスの導入対象国の一つだ。

昨年の9月、KDDIがSpaceXの「Starlink」との業務提携を発表した。KDDIがこの発表をしたことからも、auの携帯は近いうちに「Starlink」サービスによるインターネット通信が利用可能になるだろう。

新世代のインターネット通信はもう目の前まで迫っている。

2. 「Starlink」はどんなメリットがあるの?

それでは、「Starlink」による人工衛星経由のインターネットはどのようなメリットがあるのだろうか?

まず1つ挙げられるのが、世界中のどの場所にいても、同じ性能のインターネット通信が利用できる点だ。

「Starlink」の通信衛星は、地球の周りを隙間なく回っている。これまでは、インターネット基地局の設置場所によって、インターネット環境の制限が存在したが、「Starlink」は地球全体を同じ通信規格のインターネット環境を提供することができる。

極端に言うと、東京にいても、アフリカにいても、エベレストの山頂にいても、同じインターネット通信が可能になるのだ!
※衛星軌道の関係で難しい地域もあるけどね

SpaceXが今後広く展開する「Starlink」。ここ数年で、インターネットの常識が大きく変わるかもしれない可能性を秘めているサービスだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?