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なぜ、SNSで発信するのか?

 先日、「なぜ、磯部さんはSNSで発信しているのですか?」という質問が寄せられました。世の中の人達はどのように考えているのかは分かりませんが、筆者なりの理由を記載させていただきました。

SNSで発信する理由

 SNSはチャンネル毎に利用者層が異なります。電話、メール、グループチャットの機能を兼ね備えているLINEは使い勝手が良く、特に女性はどの世代でも多くの人が利用しています。それに対し、Twitterは若年層、インスタグラムは若い女性、Facebookは高めの年齢層で利用率が高い傾向にあります。「人脈づくり」「情報収集」「動画・写真の投稿」などの目的ごとにSNSが使い分けられているのです。

 様々なチャンネルで試行錯誤を行うことにより、様々な人たちを相手にコンテンツを試すことができます。本質的な想いや考えをチャンネルに合わせて軸をぶらすようなことはしませんが、表現を変えることは必要となります。発信すると共感される機会が増えるので、結果的に自分が出したコンテンツ主体で人脈が形成されるということに繋がります。

 しかし、同時に「それが何の価値があるのか?」という質問も多く寄せられます。確かにSNS上での活動がビジネスに繋がらないケースも少なくありません。また、そもそもビジネスへの活用はどのように行うのでしょうか?

ビジネスへの活用とコンテンツ

 企業の宣伝ではなく、楽しめる情報を動画や読み物としてSNSを通じて提供することをコンテンツマーケティングといいます。広告が毛嫌いされる時代には、コンテンツこそが求められます。会社の宣伝をするのではなく、コンテンツを楽しんでもらうことが必要です。お役立ち情報、エンタメ、癒しなどのテーマが人気です。

 しかし、人気のコンテンツが、常に収益に繋がるわけでもありません。そのため、ビジネスを狙ってコンテンツを出し続けると、焦りながら空振りをするような試行錯誤に陥ってしまいます。

 それよりも、価値観を新しくして、公私共に発信型になり、新しい出会いを楽しみ、事業化出来るものが出てきたら検討する方が幸せであり、合理的だと考えています。

コミュニティの価値

 SNSを受動的に使うだけでも出会いに繋がりますが、発信をすることにより、共感する人たちを集めることが出来ます。コミュニティの創造です。コミュニティを創ることができれば、その価値はこれからの時代においては甚大です。お金で買えるものではありません。

 今までの時代は物やお金が重要視される傾向がありました。しかし、これからの時代は人脈とデータの時代に入ると思います。ネット社会の本格的な到来により、社会のあり方も価値観も大きく変わりつつあります。より共感できるクローズドコミュニティに拠り所を求める傾向が高まると予測しています。そのような社会の中で自分の発信する内容に共感してくれるコミュニティとデータを保持することが価値を持つことになります。”地主”ならぬ”コミュニティ主”が有益とされる時代が到来します。

 自分の発信する情報を元に集まってくれる。そんな新しい仲間たちとの関係性は、人生を豊かにする新時代の絆そのものです。人生を楽しみながら、ビジネスにも時折繋がる。そんな生活を皆さんも送ってみてはいかがでしょうか。

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