規制をかけることによって見えてくるもの
Hola Chavales!!!!
この記事は8月17日ー8月30日までのオンラインサロンFUMTOS(仮)のグループ内で先に公開していた記事です。
昨日に続いて2日連続の投稿になってしまいますが、こんな感じで毎日僕がスペインで感じたこと・学んだことを発信しています。
今回は僕が日本にいた時にあるチームの練習を見に行った時の話です。
ありがたいことに時間を頂いて僕の練習メニューをやらさせてもらいました。
僕が練習をやらさせていただく前に既に2vs1のトレーニングをしていたので
継続性があった方がいいなと思い3vs2→2vs1のトレーニングをやることにしました。
内容はシンプルです。
2つのグリッドを用意し奥のグリッドには2つのゴールを置きます。
1つ目のグリッドから2つ目のグリッドに入るのは必ずドリブル突破です。
2つ目のグリッドでは2vs1をしてどちらかのゴールをドリブル突破。
僕がこのトレーニングで目的・伝えたかったことは
“3種類の運ぶドリブルについて“です。
この記事の内容の繰り返しになりますが3種類のドリブルについて説明します。
(詳しくはこの記事を読んでください)
⓵DFとDFの間に向かってドリブルで運ぶ
⓶どちらかの相手に向かってドリブルする
⓷スペースに運び相手を寄せる
まず最初は選手たちに自由にやらせて
選手たちのミスに対して修正をしていく形でやりました。
で、ここからが今回の本題。
『規制をかけることによって見えてくるもの』
この日の練習の最後に7vs7のミニゲームがありました。
コーチの方は選手たちに自由にやらせていたんですけど僕は途中で、
『戦術的な要求をそれぞれのチームにしてみたらどうですか?』
と提案しました。
それ以降は一つのチームが2−3−2の形で攻撃
それに対してもう一つのチームは3−3−1で守備。
それぞれのチームに戦術的オーガナイズをかけてやりました。
すると面白いことにパニックを起こす選手と
言われたことをきちんと表現できる選手の二つに分かれたんです。
その時僕が学んだのは
『自由の中で活きる選手』と『規制の中で活きる選手』が存在する。
どちらが良い悪いと言いたいわけではありません。
ただ指導者は両方の観点から選手にアプローチしていかないといけない。
そんなことを思いました。
自由の中で活きる選手と規制の中で活きる選手の見分け方
ここからは僕の個人的見解です。
自由の中で活きる選手の特徴は
・“ボールと繋がり“プレーをしている選手
・ゲーム全体ではなくプレーの局面を意識している
・ドリブルが好き
・攻撃的なポジションで特にサイドのアタッカーで活きる
規制の中で活きる選手の特徴は
・“スペースと繋がり“プレーしている選手
・プレーの局面よりもゲーム全体を意識している
・サッカーIQが高い 賢い
・CBとかボランチにいたら助かる
もちろん相手がいた上で
ボールが基準になっているのか、それともスペースが基準になっているのか。
この違いはハッキリ見て取れると思います。
僕個人的な選手の選考基準は後者の比重が高くなる傾向がありますね。
というのも僕がサッカーを考える上でいつもセットになっているのが
スペース=時間 スペースを基準にサッカーを考えているので。
そこは指導者の色が出る部分なのかもしれないです。
選手には2通りの分け方ができる。
『自由の中で活きる選手』と『規制の中で活きる選手』
ではまたー。
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