インフラエンジニアによるAWS Summit Tokyo 2023現地参加レポート
はじめまして、ワンキャリアでコーポレートエンジニア兼SREを担当している野田(X:@Hotaka_Noda)です。
普段は、コーポレートエンジニアとSREチームに所属し、社内のシステム改善やセキュリティを担当しています。
2023年4月20日、21日に幕張メッセで実施された、AWS Summit Tokyo 2023 に参加してきました。
参加のきっかけ
AWS Summit 2018の開催時にオフラインで初めてAWS Summitに参加し、その際にAWSのあらゆるサービスを知ることができ刺激を受けました。
2020年以降はコロナによる影響でオンラインで参加せざるを得ない状況ではありましたが、参加を継続してきました。
今年は待ちに待ったオフライン開催が復活!昨年以上に楽しみにしながら、オフラインで参加してきました!
会場の雰囲気
初日は朝から会場に向かいましたが、到着した時には既にかなりの混み具合で、まさしく「お祭り」という感じでした。
特に基調講演が実施された会場は壮観の一言です。
イベントの概要
イベントの概要としては下記となります。
AWSが取り組んでいる問題についての紹介(環境問題の取り組みなど)
新規サービスの紹介
各企業の事例紹介
スタートアップ向けのイベント
基本的な過ごし方は、セッションに参加し、空き時間は展示ブースの散策や有資格者向けラウンジで休憩することができます。各社の取り組みや事例について知れる機会はあまり無いため、インフラエンジニアとしてはぜひとも参加したいイベントです。
ブースでAWSの方に直接相談できる機会があり、業務でやっている脆弱性対応の考え方をお聞きすることができました。また質問をして具体的な話を聞けたことで、現在の構成がAWSのベスト・プラクティスから逸脱していないか不安でしたが、自信を持てました。
講演
今回様々なセッションに参加しましたが、気になったセッションは「AWSでゼロトラストを実現するためのアプローチ AWS-39」です。
AWSでゼロトラストを実現するためのアプローチをする場合、どのような考えを持って取り組むべきか?どのようにセキュリティ構築をベースにしてシステムを構築していくか?をテーマとしています。
セッションを聞いて、ゼロトラストの概念は難しいのですが、ネットワークとアイデンティティを組み合わせてセキュリティを高めていき、ユースケースにフォーカスして考える。これをどのようにAWSで実現していくかを考える必要があるなと思いました。
セキュリティの概念である境界防御で防げないものに対してどのようにアプローチするかが重要で、ビジネス視点は常に持つ必要があることを再認識しました。
AWS認定者ラウンジ
AWS資格試験を取得している方については、認定者ラウンジが用意されています。
とても人気で、両日ともにお昼時には入場制限がかかっていました。
まとめ
AWSを業務利用されていて、ソリューションを組み合わせる方であれば、2日間参加する価値は十分あると思いました。セッション数も豊富で、様々な企業ブースもあるので、普段使わないサービスや普段関わることがない企業の方の話も聞ける、かなり良い場を提供いただけました。
全体的に、AWSをこれから活用する方向けなイベント内容も多く、「最新でより深く」というよりもオンプレミスからクラウド移行の事例が多かった印象です。
総じて、今後のAWSが目指す方向や各社の取り組みを理解できたので、機会があれば来年も参加したいと思います。
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