【ONE CAREERエンジニアのホンネ vol.2】コアバリューを肌で感じた3ヶ月
みなさんこんにちは!ワンキャリアでONE CAREER CLOUD(以下OCC)の開発を担当している佐藤(Github :seiya2130)です。今回はワンキャリアに入社して3ヶ月が経過したため、振り返りの記事を書きます!
あらためて自己紹介
はじめに:ワンキャリアに入社したきっかけ
入社のきっかけは2点あります!
1.会社がエンジニアや技術に力を入れている
テックブログやEntranceBookなどの社外向けの媒体が充実していることから、エンジニア採用に力を入れている印象がありました。またGitHub CopilotやFindy Team+といったエンジニア向けの有償ツールを導入していることからもエンジニアや技術に投資していると感じたためです。
2.少人数のため幅広い業務ができる
前職ではエンジニア組織の人数が多く分業化が進んでおり、担当業務が限定されやすい環境でした。ワンキャリアのエンジニア組織は1チーム5名前後のため、幅広い業務に挑戦しやすい環境と感じました。
入社~3ヶ月に「挑戦」したこと
5月 スカウトのスキップ機能開発
やったこと
OCCチームにアサインされてから、まずは軽微なタスクから着手しました。
具体的には、候補者への一括スカウト機能の中で契約対象外の候補者へスカウトが送られそうになった場合、そのスカウトの送信をスキップするという修正です。初めてのタスクということもあり、ワンキャリアでの開発の一連の流れや既存機能の理解をしながら進めていきました。未経験のGoを使っての実装でしたが、これまで主に使ってきたC#よりもコード量が少なく、型セーフな開発をすることができて感動しました!
振り返り
レビューの際にプルリクエスト(以下PR)で変更差分が大きくなってしまったことから、レビュアーから「こういうブランチの流れで開発すると細かく確認できていいですよ!」とフィードバックをいただきました。確かに変更差分が小さい方がレビューしやすく、品質を高く保つために重要なことだ、と改めて意識する必要があると感じました。
また、当初は契約対象外の候補者がスカウトに含まれていた場合、スカウト送信処理をすべてキャンセルするような方針で検討していました。しかし、他のメンバーやPdMに相談したところ、「ユーザーが候補者をスカウト対象から外す手間をなくすために、対象外の学生のみをスキップする」という方針になりました。ワンキャリアのコアバリューである、エンドユーザーファーストが体現されていると感じました!
6月 個人情報出力チェック用CI開発
やったこと
6月はPRの変更差分に個人情報を出力する処理の関連文字が含まれる場合に、GitHub Actions(以下GHA)を使って自動で注意喚起をするCIを実装しました。
実装はGitHub Copilotや社内LLMツールを使い、まず叩き台を作成した上で詳細を詰めていく形で進めていきました。実装できることが分かってからは対象の処理と文字を洗い出していきました。出力データを取得する処理だけではなく、取得条件となる引数を指定する箇所まで遡って確認していきました。
振り返り
GHAでCIを実装するのが初めてだったため、AIツールを使用できるのがとてもありがたかったです!自分でいちから開発するのではなく、ツールで叩き台を作ってもらうことでスピード感を持って開発できました。
7月 許可IPアドレス登録機能開発
やったこと
指定したIPアドレスからのアクセスのみ許可する機能の中で、許可するIPの登録機能を実装しました。5月の振り返りから、PRの粒度を小さくしてレビューしやすくすることを意識して行いました。具体的には機能ごとのバックエンド・フロントエンドの粒度でPRを作成しました。
またこの時期にチーム体制の変更があり、上記と並行して運用や問い合わせの対応も開始しました。
振り返り
PRを小さくすることはできましたが、1on1で「RailsはMVCの性質上、密結合になっているため機能ごとにPRを作成した方がレビューしやすい」とフィードバックをいただきました。そのため、使用技術の性質を考慮する必要があり、PRの粒度を見直すきっかけになりました。
運用や問い合わせ対応に関しては、まだドメインや機能理解が浅いため、1人で考える時間が長くなってしまう傾向がありました。そのため今は1人で抱え込みすぎず、積極的に周囲を頼っていきたいと思います。
好きなコアバリュー
「挑戦と応援」です!入社してから以下のようにバリューを体現している場面があり、積極的に挑戦することや他のメンバーを応援するシーンが多くあると感じています。
ペアプロ・勉強会企画・外部登壇など、自発的に社内外への取り組みが活発に行われている。
1on1やペアプロを通じて業務の進め方・考え方をアドバイスしていただくことが多い。
Slackに感謝を伝える専用のチャンネルがあり、普段から積極的に感謝や賞賛を伝えるカルチャーがある。
次の「挑戦」!
スカウト機能強化といった規模が大きな機能の開発
OCCでは今後スカウト機能に力を入れていくため、ユーザーに大きな価値提供できるような規模が大きな開発にチャレンジしてきたいです!
運用業務の工数削減
OCCでメインに利用しているRailsのアップグレードやお客様からの問い合わせ対応など、プロダクトの運用業務についても、自動化による工数の削減ができないか考え挑戦していきます!
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