Makuake Tech note
Makuake決済チームが語るこれからの決済のありかた〜今だからこそやるべきこと
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Makuake決済チームが語るこれからの決済のありかた〜今だからこそやるべきこと

Makuake Tech note

買い物の新概念“応援購入”を生んだMakuake。そしてその偉業を陰で支える決済チーム。
Makuake決済チームのメンバー構成やこれから取り組むべき課題について、チームの鍵を握る柏木と仲尾が詳細に語る。

役割や年齢の垣根を超えた柔軟なチーム作りが、新しい価値を生み出す

―― まずは自己紹介と決済チームの業務内容やミッションなどについて教えてください。

柏木:キャリアのスタートは料理人でした。その後、web系の受託会社を経てMakuakeに入社しました。エンジニアも料理のように型があり、基本の型から発展させ新しいものを生み出すという点では似ていると感じています。問題にぶつかるたびに、それを解決するのがゲームをクリアーするかのようで、仕事をしていて楽しく感じています。

仲尾:私は前職もエンジニアですが、その前は技術営業などを行う会社にいました。私自身、モノづくりが好きだったので、IT系のプログラマーになろうと決意。そしてスクールに通い、大手受託会社に入社、その後Makuakeに入社しました。決済チームに入ってまだ5カ月なので、経理業務についてはあまり詳しくありませんが、日々勉強しながら業務を進めています。

柏木:決済チームは、Makuakeというプラットフォームの決済体験をより良くすることをミッションとしています。Makuakeの急成長とともに、サービスの開始時に比べて様々な決済手段の追加や、これまでとは違った購入方法が可能になりました。Makuakeのサービスが展開していくなかで、今後も決済の流通量はますます多くなるので、拡大するサービスに耐えられる決済サービスの構築を進めています。

―― 決済チームにはどのようなメンバーが所属しているのですか。

仲尾:柏木さんを含めてエンジニアが5人と、マネージャーが1人という構成です。マネージャーは、「やりたい人がやることが一番大事」ということを大事にしている方で、「スクラムを推進したい」と提案した人が、今のスクラムの主担当をしています。

というのも、最近まで社内での受託のやりとりが問題となっていて、これを踏まえて、開発チームだけでシステムを作るのではなく、「開発と経理で一緒にシステムを作ろう」ということになりスクラム開発が導入されました。チーム内でのそれぞれの役割としては、将来的なシステムの基本設計を考える人や、チームで仕事を進める枠組みを考えるスクラムを担当する人、使っている決済システムのメンテナンスの担当や、ドメインの切り分けを担当している人がいます。

メンバーそれぞれが、「これをやりたい!」という気持ちを持って主担当になっているので、問題を解決する熱量が違います。そういう意味も含めて、メンバーの5人は自然に住み分けができていると思います。ただ、現段階でもチームはお互いに連携して動けていますが、まだ人数が足りないので、新しいメンバーが増えれば良いなと思っています。

また、チームではシステムを良くするための議論を大切にしていて、システムの細かいところや大きなシステムの基礎設計についてよく話し合っています。入社3カ月という新しいメンバーも、いろいろな意見を出してくれますし、それに対してネガティブな意見を言う人もいないので、そういった意味でも良いチームだと思っています。

柏木:担当者は、それぞれが解決しなければならない課題を持っています。一方で決済特有の専門性やコンテキストが厚く、以前はミニWFのようになりがちでした。今までは作りたいものがわからなかったということもあり、数カ月かけて開発したシステムが、利用者の考えていたものにならなかったようなこともありましたが、スクラム開発を導入したことで、実際にできたシステムを確認するサイクルが短くなり、改善が早くなり、チーム全体で課題解決進めることができるようになりました。

私はリーダーという役割ですが、メンバーそれぞれが「これをやりたい」という気持ちを持って主体的に動いてくれています。チーム全員が今後を考えて問題提起してくれるので、何か依頼する際にもスムーズです。また、チームのメンバーはそれぞれ違った持ち味を持っているので、これからもメンバーの良いところをさらに引き出せるチームにしたいと考えています。

Makuake決済チームが、決済の最適解に挑む

―― 現在、進めているプロジェクトについて詳しく教えてください。

柏木:売上計上システムがあるのですが、新たに決済代行業者が追加されるたびに、そのシステムをカスタマイズしてきました。しかし売上が増大するにつれ処理に時間がかかるようになり、部分的に改善しても別のサービスに影響を及ぼすことがありました。こうした問題を抜本的に解決するために、今は経理チームと一緒に、より使い勝手の良い新しいシステムに置き換えている段階です。

同時に決済体験の向上にも取り組んでいます。今では、QR決済やキャリア決済など多様な決済手段が増え、サポーターからいろいろな買い方ができることが求められています。また、テレビや新聞などで新しいプロジェクトの開始がリリースされると、一気に決済が集中する場合がありますが、そんな状況にも耐えられるような決済システムが求められます。

そのような観点から、決済システムは決済手段や利用者が一気に増えてきた場合でも耐えられるシステムでなければならない、と考えています。

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―― 決済方法が増えることで、どのようなことが大変なのでしょうか。

柏木:Makuakeも9年目になりますが、サービスが成長し、決済方法が追加されていくたびに決済代行業者も増えていきました。その後、2019年11月に決済代行業者を一本化しました。しかしサービスとしては、今まで使っていたシステムも同じように動かさなければなりませんし、統合したシステムも動かさなければなりません。より成長を加速させるために、今は決済手段の追加に耐えられるように置き換えも行っている段階で、そこが難しいところでもあります。

私たちは、おもにマイクロサービス化をテーマにしていますが、現在の決済チームはデータベースの基本設計の刷新に取り組んでいます。それは、一枚岩のような大きなシステムである「モノリス」から、決済のシステムを切り出すという作業です。Makuakeサービスという大きな塊の中から、決済の部分を使いやすい形に分けると言うと、イメージがしやすいかもしれません。
これまでと同じシステムを開発しても、決済方法が増えていくことに耐えられませんし、応援仕入れサービスなどの今までにないお金の流れが出てきているので、これらにも対応できるような構造にしています。

つまり、今までMakuakeという大きなシステムに含まれていたものを、それぞれ独立したシステムとして切り出すということですが、今後もシステムは常に変わる可能性があるので、切り出したシステムの方が将来的に手を加えやすいと考えています。

これらの課題は今後Makuakeが大きくなるにつれてさらに適したチームが必要になるかもしれませんが、将来を見据えて、私たちはこのタイミングでマイクロサービス化を進めています。

仲尾:これまでのシステムはモノリシックなシステムです。私は以前、ユーザーが見る部分の決済改善を担当していましたが、システムがいろいろなところで絡み合っていたので、既存のシステムを改修するときにやり辛さを感じました。そのため今後の決済手段の追加や、決済関連の機能拡充に備え、決済システムをマイクロサービス化させようとしています。

―― 社内的な会計システムについても改善を進めているとお聞きしています。何をどのように変えていこうとしているのでしょうか。

柏木:売上管理システムと呼ばれるもので、経理チームが正確な売上を算出できるようにしています。サポーターやMakuakeのプラットフォームを使ってくれている実行者、さらには提携先などさまざまなお金の動きがあります。しかし従来のシステムでは、システムでの自動化が完全にできていませんでした。これまでのシステムでは私たちの複雑なビジネスモデルに対応できていなかったので、そうした部分を変えていこうと思っています。

―― 今の決済チームに必要なスキルや、仕事を遂行する上で必要な知識はどのようなものでしょう。

柏木:過去のシステムを知らなければ、今自分達が作っているシステムの目的が分からなくなるのではないかと思っています。そうした観点から、現在動いているシステム上で、Makuakeのサービスが大きくなったときに、システムやオペレーションの負荷が集中しそうな可能性のある部分を理解することが重要だと考えています。私が加わったときから実装されていた古いシステムもあるので、そうした状況を理解した上で新しいものを作ることが大切だと思っています。

仲尾:いろいろな要望があるなかで、それらに答えるためには拡張性を考慮して設計していくことが大事だと思います。経理業務では複雑な業務内容が多くあるため、そういった部分はコミュニケーションを取りつつ、問題点を出していけることが重要だと考えています。

また、この仕事をする上では、決済について細かいところまで考えるのが苦にならないという点も重要です。細かいところまで気を配ることで、経理とシステムの仕様について話し合えたり、私たちエンジニア側もシステムを構成する上で大事な要素を引き出せるのではないかと思います。

知識の部分では、システムを作るときに「どのようにお金が流れているのか」を把握することが大切だと思います。このことを踏まえて、私は実際にMakuakeの売上の流れをイメージしながらシステムを作っています。システムに関する知識だけでなく、お金の流れやユーザーに対してどのような情報を開示するかなども、経理とコミュニケーションをとりながら進めていかなければならないと考えています。

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Makuakeのさらなる発展のため、より良いシステム作りは続く

――Makuakeの中でも決済サービスというのは重要なものだと思いますが、メンバー内でもその意識が自然と共有されているのでしょうか。

柏木:まだチームに加入して日が浅いメンバーも多く、決済の未来についてはまさに議論を重ねている段階です。チーム全体としての温度感はまだそろっていないかもしれませんが、目指す方向性は一致していると感じています。私もメンバーに対して道筋を伝えることもありますが、メンバーそれぞれが自発的に考えてくれていて、それについてチームで議論できることが決済チームの魅力だと感じています。

仲尾:リーダーが温厚なのが良いですね。以前、決済チームに入る前にも柏木さんと一緒に仕事をしましたが、その頃から相談もしやすくて優しい方だったので、決済チームに加わるときも何も不安なことはありませんでした。決済サービスの重要性については、私自身も強く意識しています。ただ決済自体はとても複雑な部分も多くあると思っています。チームのメンバーは入れ替わりもあるので、人が入れ替わっても問題なく動ける状況を作ることを意識しています。そのためにも、将来を見越して誰が見てもわかりやすくなるシステムを作るように心がけています。

柏木:決済チームとしては現在、実行者から頂いた手数料をサポーターに返金する領域も担当しています。決済という枠組みでは収まりきらない範囲も担当していますが、今後、サービスの拡大に伴い、専門のチームを置く可能性も踏まえて、決済の枠組みを整理している段階です。お金の流れを掌握し、整理していくということで、Makuakeの今後を支えるとても重要かつ責任のある立場だと感じています。

――今後についてお聞かせください。

仲尾:今はマイクロサービス化の途中なので、個人的な目標としてはシステムをしっかり作りきることです。後から来るメンバーにもわかりやすいことを考慮したり、手作業に依存しないシステムを作ることを目指しています。メンバーそれぞれの意見も合わせつつ、これからも良いシステムを作っていきたいと思っています。

柏木:事業が大きくなる上で、将来の流通規模に対応したシステムの構築が必要になってくると考えています。そのためにチームが抱える今後の目標は、新しい基幹システムを構築することです。そうすれば、スピードを出したいときに出すことも可能になりますし、今が大切な時期だと思っています。まだまだ決済チームとしてやりたいことがたくさんあるなかで、今後はサポーター向けの返金システムを担当するチームや画面のインターフェースを担当するチーム、そして経理システムをより良くするチームに分かれていくと思います。

人数が増えることも重要ですが、今のチームの雰囲気の良さを残したまま大きくしていけたらと思っています。決済は、システムが止まってしまうと、サービスそのものに影響を及ぼす領域なので、開発するメンバーも最初は不安を感じると思います。私もチームに入った当初は不安を感じていたので、その気持ちはよくわかります。そういう面でも、今後チームを運営する上でメンバーの不安を少なくできるような仕組み作りをしていきたいと思います。

決済チームは大きな責任のあるところですが、より広範囲なシステムに携わることができるので、開発者としては魅力的で楽しい部署だと思います。

Makuake Tech Note インタビュー2-04

(取材、文=伊藤秋廣(エーアイプロダクション))
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