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「Makuake」ならではの決済基盤〜アタラシイお金の流れを作るPaymentチームの仕事

今までにないアタラシイ「応援購入」というお買い物体験を楽しめる「Makuake」を支えるPaymentチーム。決済基盤開発に取り組んでいるチームメンバーにマクアケならではの決済体験づくりについて聞きました。

役割や年齢の垣根を超えた柔軟なチーム作りが、新しい価値を生み出す


― まずは自己紹介をお願いします

井野岡:サイバーエージェントの技術本部で7年程技術基盤の構築に携わった後、マクアケにジョインしました。バックエンドエンジニア、SRE、Re-Architectureチームを経て現在はPaymentチームでテックリードを担当しています。

仲尾:僕はもともと技術営業の会社にいたのですが、モノづくりが好きだったのでスクールに通いエンジニアに転向し、SIer2社を経験後にマクアケに入社しました。

入社後は決済体験改善チームで、サポーター(応援購入するユーザー)が「Makuake」でわかりやすく応援購入ができるようにUIやバックエンドの修正など幅広く行っていました。その後Paymentチームに異動し売上管理システムの開発に関わり、その後チームリーダーとして応援クーポンのリリースに携わりました。

鈴木:僕はスタートアップに勤務していた時に、マクアケに業務委託でジョインしたのがきっかけで、その後正社員として入社しました。入社後はシェア支援機能のリリースや新規事業の開発などに携わってきました。

― Paymentチームにはどのようなメンバーが所属しているのですか?

井野岡:プロダクトオーナー1名、QAメンバー1名、エンジニア5名という構成です。Paymentチームとして今何に取り組むべきなのか、自分たちで自主的に考えて行動するメンバーが集まっています。

仲尾:メンバーそれぞれがタスクに責任感を持っており、問題を解決する熱量が高いと感じます。業務だったりタスクに関して、背景を理解しながら必要作業などを積極的に考えて開発を進めているチームです。現時点でもチーム内はよく連携して動けていますが、まだ人数が足りないので、新しいメンバーが増えれば良いなと思っています。

― これからどんなチームにしていきたいですか?

仲尾:決済ドメインは複雑なことを扱うことが多いので、技術的な多様性を持つチームにしていきたいと思っています。自分の持つ強みでお互いをカバーし合いながら成長し、技術の幅を広げて強いチームを実現していきたいです。

「Makuake」は応援購入というアタラシイ体験を提供するサービスなので、既存のECサイトの決済フローでは対応しきれない部分が出てきます。「Makuake」を使う実行者(プロジェクトを掲載する事業者)やサポーター、さらには提携先などさまざまなお金の動きがあり複雑な部分も多いです。

Paymentチームとしてお金の流れの細かい部分まで気を配り、関係部署と密にコミュニケーションを取りながら進めることでユーザーの使いやすさをイメージした開発を進めることを心がけています。

応援購入というアタラシイお金の流れを作る仕事

Paymentチームのミッションや業務内容を教えてください

井野岡:「Makuakeに関わる全ての人に、信頼性の高い決済基盤を提供し続ける」をミッションとし、社内外のお金の流れに関する体験向上に向き合っています。「Makuake」の成長とともに、今後も決済データの流通量はますます多くなるので、拡大するサービスに耐えられる決済基盤の構築を進めています。

仲尾:ミッションにある「Makuakeに関わる全ての人」とは、具体的にはサポーターと実行者という社外の方だけではなく、社内の経理チームなども含んでいます。「Makuake」を介する応援購入だけでなく、社内の会計・売上処理なども含めた広い範囲の決済基盤をPaymentチームで対応しています。

現在の課題としては
・購入や決済の手段の多様性の強化
・スケーラビリティの強化
・決済の信頼性の向上

が主なテーマとなっています。

これらを実現するために、直近では決済代行会社との接続方式の変更を進めています。他にも、不正利用対策として不正決済を自動で感知できる仕組みを作ったり、クレジットカード情報のセキュリティ強化なども進めています。

鈴木:チームではスクラムで進めているので、2週間単位でやることを決め、その中で技術領域やそれぞれの得意分野に沿って役割分担を決めて進めています。

スクラムを導入しているおかげで、チーム全体のアウトプットに対する意識が高いと感じています。スクラムの2週間で何をやっていくのか議論を行い、ロードマップを明確にして進め、きちんと振り返りを行うことでアウトプット量が増えてきました。

井野岡:お金の流れを把握し整理していくという、「Makuake」を支えるとても重要かつ責任のあるチームだと感じています。決済は、システムが止まってしまうと、サービスそのものに影響を及ぼす領域です。Paymentチームは大きな責任を負うチームではありますが、広範囲なシステムに携わることができるので、開発者としては魅力的で楽しい部署だと思います。

― 現在、進めているプロジェクトについて詳しく教えてください

仲尾:以前は新しい決済方法が追加されるたびに決済代行会社も増えており、連携が煩雑になっていたため、数年前に決済代行会社を一本化しました。現在、決済代行会社はそのまま変えずに、決済手段の多様化や3Dセキュアの実現にもつながる取り組みとして代行会社との接続方式を変更するプロジェクトを進めています。決済に関する様々な処理を自分たちで細かく整理をし、APIを呼び出すことを可能にするなど内製化しています。

鈴木:決済画面など自分たちで設計できる部分を増やすことで処理の自由度が上がります。自由度を上げることで決算手法も多様化でき、利用者がより使いやすい決済体験を提供することができるようになる世界観です。

「Makuake」のさらなる発展のため、より良いシステム作りは続く


― 必要なスキルや、仕事を遂行する上で必要な知識はどのようなものでしょうか

仲尾:バックエンドがメインのチームになっているので、バックエンド周りやクラウドインフラ関係のスキルは必要かなと思っています。決済ドメインを扱うため、お金の処理や経理関係の細かい部分を考えたり、関係部署とコミュニケーションを取りながら問題点を洗い出すことが重要になってきます。

先程もお伝えしたように多様性のあるチームを作っていきたいので、僕たちが経験したことがないような、さまざまな経験を持った方に刺激を持ち込んでもらいたいと思っています。

― 最後に、マクアケでの決済基盤開発の今後についてと応募者へメッセージをお願いします

仲尾:サポーターが使いやすいように、機能の充実や決算手段の多様化を実現していきたいです。同時に、システムの安定稼働や開発しやすい環境の整備も進めていきたいと考えています。「Makuake」の決済に関わる全ての人たちにとって良い環境を作っていくことに熱量を持って一緒に取り組んでくれる方と働きたいと思っています。

鈴木:決済領域というのは難しい領域というイメージがあると思うのですが、ひとつひとつ丁寧に調べて流れを理解できるとすごく面白い分野です。決済代行会社との連携など本当に複雑な部分が多いのですが、どうやって自分たちのシステムとつなげていくのかといったところや、1円の間違いなくお金を管理するためにさらに改善出来ることはないか、などを考えるところが面白いなと思っています。

井野岡:現在進めている決済代行会社との連携方式変更の先には、決済手段の多様化、セキュリティのさらなる向上、マイクロサービス化などやりたい事が多く待っています。マイクロサービス化に関しては以前から進めているものになるのですが、今後の決済基盤を支える重要な動きになります。現在のモノリスの全体システムから、決済のシステムを切り出し、決済手段の追加や機能拡充などに柔軟に対応できる構造にしています。

それぞれ難易度がとても高いものですが、難しいことを楽しみながら一緒に取り組んでもらえたらと思っています。



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