見出し画像

Makuake Release Notes 2022/04

こんにちは。Makuake CTO生内(https://twitter.com/ikunai)です。
Makuakeの開発もだいぶ規模が大きくなってきました。
そろそろ月間のRelease Notesを出せるような規模にもなってきたかも?
と思うので、定期的に書いていこうと思います。

1. CTO Officeの設立

Makuakeも創業10年目。
開発組織関連も、総勢13チームのチームを抱えるようになりました。
そんな中で、大きく広く取り扱うようになったテーマ・分野に対して適用すべき技術選定基準にも明確な差が出てきました。そうした選定基準の違いは、結果として全く性格の違うエンジニアリングが求められることになります。そのため、より迅速な意思決定と分野に似合った技術選定を加速できるよう、分野ごとにField CTO(分野技術責任者)を立て、CTO Officeを組織することにしました。

画像
Makuake CTO Office
画像
生内洋平

生内洋平:全体統括CTO

いつもの僕です。よろしくお願いします。

画像
井野岡 代之

井野岡 代之:アーキテクチャ総合責任者|専門性執行役員

CyberAgent技術本部にて技術基盤の構築に携わった後、2018年2月からマクアケにジョイン。バックエンドエンジニア、SREを経て現在は Re-Architecture チームで認証、OIDCなどの開発を担当。
「規模が大きくなっても適切にスケールし、壊れないアーキテクチャを考えるのが好き」と語り、Makuake入社後も高い技術意識を持ってエンジニアリングにあたることで、高品質なシステム開発の要の一人となる。高パフォーマンス要件を求められる分野のアーキテクチャ責任者。

画像
渡久山 拓也

渡久山 拓也:実行者体験・社内オペレーション分野の進化を担うField CTO

沖縄出身で、新卒1社目からCyberAgentグループにてエンジニアとしてのキャリアを歩み始め、数社でのプロダクト開発を経てマクアケには2020年6月にジョイン。現在は国内ではまだ事例が少ないmicrofrontendsをベース・アーキテクチャに採用し、過渡期を迎える社内オペレーション基盤構築と、それと密接に関わる実行者体験基盤の構築を担うオペレーションエンジニアリングチームにてマネージャーを務める。本年4月にはCTO Office創設と同時にField CTOも兼務。認定スクラムマスター。
アーキテクチャに対する柔軟な発想とそれをいくつも形にしてきた経験値が強み。

画像
大井 孝幸

大井 孝幸:サポーター体験分野を担うField CTO

新卒でヤフー株式会社に入社。知恵袋の開発チームに配属され、バックエンドやフロントエンド、iOS/Androidアプリとフルスタックに開発を経験。いくつかのベンチャーやスタートアップでの1人目エンジニアを経験したのち、2021年4月マクアケにジョイン。
「技術は発揮すべき価値のためにある」と常に語り、事業・サービスの進化とのバランスを決して諦めない。WEBとアプリにまたがるサポーター体験基盤を担う技術責任者として、UX・マーケティング・CXの架け橋となる技術基盤を構築し「新しいモノやコトを紹介するプラットフォーム」としての進化を担うCX開発チームのField CTOを担う。
今後とも、Makuake CTO Office をよろしくお願いします。

2. モバイルアプリ開発基盤をFlutterへリプレイスするプロジェクトを開始

画像

Makuakeのアプリはユーザーの皆様へのトライアル提供期間を終え、本格的に進化・運用していくためのアーキテクチャ基盤への切り替えを行うことにいたしました。採用したプラットフォームはFlutter、採用に至った鍵は

  • Googleをはじめとし、明確にスポンサードしているコミュニティがあること

  • ネイティブコードへのトランスコードの精度が高く、コツさえ掴めばパフォーマンスの劣化がほとんどないこと

  • 提供デバイスの垣根がiOS / Androidに閉じず、マルチデバイスプラットフォーム展開に耐えうる基盤であること

です。
特に3つ目はデバイスの多様性が加速する昨今において、アプリ開発の効率化以上に事業資産となるポテンシャルを秘めたアセットであり、Makuakeの事業の将来性にも大きな貢献をすることになるでしょう。また、既存環境からの段階的移行ができるのもFlutterの強みであり、いままでiOS / Android間の機能差が大きかったアプリのFirstView(起動時TOP)からの適用を図る予定で、2022年05月〜06月のリリース予定です。
Makuakeのプロダクトは今後も皆様への新しい価値提供を目指してまいります。今後もこうして定期的にリリースノートを提供しようと考えています。
お楽しみに。

--------------------------------------------------------------------------
もっとマクアケについて知りたい方は、社員インタビュー記事や以下リンクからカジュアル面談・エントリーのお申し込みをお願いいたします!

◉エントリーをご希望の方

◉カジュアル面談をご希望の方

◉マクアケの中の人を知りたい方


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?