「許す」ことの注意点

慈悲というのは、相手を理解することだ。相手を理解しようとせず許そうとするのはただの軽視だ。

例えば、子供が親に正論を言った時に、「あなたはまだ子供だから分からないんだよ。」と言ったり、会社の部下が上司に意見した時に、単に怒るのも良くないが、「あいつは若いからでしゃばりたくなるんだ、しょうがない。許してあげよう。」と、相手の真意に耳を傾けず偉そうに許そうとするのも良くない。(相対的にプラス方向にならない事を良くないと言っている。)

これはどんな人間関係でも気をつける必要があるポイント。

だから、僕の言った事を「どうせ混乱して言ってるだけだろうから許してあげよう。」とか勝手に判断するのではなく、「あの時は何が言いたかったの?」と聞いてほしい。そうすれば、「あの時は単に混乱して言ってたことだから気にしないで。」とか「あの時はこういうことが言いたかったんだよ。」とか言う。

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