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エルで働くライターの日記

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エルで働く日々のこと、エルで働く人のこと。 「らしさをつくる」会社の「らしさを綴る」日記帳です。
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#チームビルディング

エルの広報活動をご紹介します(2024年版)

ふと気になったので、みなさんに聞いてみます。 『デザインスタジオ・エル』と聞いて、どんなイメージを抱きますか? エルを知っている/知らないにもよりますし、エルのWebサイトやSNSを見たことがあるかにもよると思います。いずれにせよ、問われたとき頭に浮かんだイメージが、みなさんにとっての「エルらしさ」です。 私たちが思うらしさと重なるところもあれば、異なるところもあるかもしれません。この両者の「らしさ」を重ねる一助になるのが、広報だと思っています。 エルは昔から、広報に力

AI時代の広報を考える 人間に残るものはなんだろう

AIの存在により、多くの会社が変革期を迎えています。会社として、クリエイターとして、AIとどう向き合いどう生きていくかが、日々問い直されています。 私は最近ずっと、人間に残ることはなんだろう、と考えていました。AIによって数秒で書き出される文章を眺めながら、「人間が書く」意味はなんだろう、と。仕事の仕方も変わりつつあるなかで、かなり悩んでいたのが「広報」の在り方でした。 このnoteも、エルの広報のひとつです。「エルで感じたことを、エル目線で、等身大のことばで伝える」を軸

配慮を、「当たり前」にする

今年の4月から、障害者差別解消法に基づく合理的配慮が、民間事業者(私たち)にも義務化されることになりました。 漢字が多いですが、簡単にいうと「法改正に伴って、Webサイト制作のうえでも配慮することが義務化されたよ」ということです。これまで「合理的配慮」は、国や地方公共団体にのみ義務付けられていました。(参考:政府広報オンライン) なかなか聞き慣れない「合理的配慮」ということばについては、内閣府が次のように説明しています。 Web制作会社としてできるのは、ウェブアクセシビ

変わっていくなら、いいほうへ。2023年の振り返り

もう何日か寝ると、2023年が終わります。毎年のことながら、一年が過ぎるのはあっという間ですね。 先日エルでは、新オフィスお披露目兼忘年会がありました。普段リモートワークのメンバーも、来年から加入する新メンバーも、かつて一緒に働いていたメンバーも集い、クライアントのお店で買ったごちそうを囲みました。 みんなで話しながら、今年もいろいろなことがあったなあと思い返しました。 新メンバーを迎え、フォト散歩に出かけたり。 『DEATH NOTE』や『進撃の巨人』を手掛けた荒木

デザインを飛躍させるためのコンセプトメイキング

デザイン前の言語化デザインの現場ではよく、「言語化」の重要性が語られます。 エルでもことばをとても大切にしており、デザインの前に「ことばづくり」の過程を設けています。ことばづくりとは、コンセプトメイキングのこと。つまり、「方向性をことばで定義する」ことです。 コンセプトメイキングをするうえで気をつけているのが、表現の可能性を狭めないこと。 「定義」というと、削ぎ落としたり絞り込んだりするイメージを持つかもしれません。しかしコンセプトを定めることで、表現の可能性を捨てること

「らしさ」をかたちにするロゴトレーニング

エルでは新しい取り組みとして、ロゴトレーニング(略してロゴトレ)を始めました。週に一度時間を取り、決められたお題に対してロゴをつくっていく取り組みです。 ロゴトレが始まって1ヶ月半ほど経ちましたが、一回一回がとても有意義な時間だと感じています。らしさをかたちにする技術力はもちろん、らしさを引き出す力や、聞いた話から解釈する力、細かな調整力など、実案件で必須な力を鍛える訓練になっています(非デザイナーも含めて)。 今回は、そんなロゴトレの様子をお伝えします。 ロゴトレの流

クリエイターを、孤独にさせない。

最近エルでは、「デザインディスカッション」に力を入れています。 デザインの方向性について、ディレクター、デザイナー、ライターが集まって話し合う時間です。 今ほどメンバーが多くなかった時期は、ヒアリングのあと、デザイナーが一人で案を考えることがほとんどでした。しかし、メンバーが増えてチームで動くことが多くなったため、「まず全員で方向性を決める」ことに重点を置くようになりました。 大切なのは、 クリエイターを孤独にさせないこと。 私たちは、一人でつくっているわけではありませ

新メンバー歓迎!エル 春のフォトさんぽ

新年度最初の出社日。 エルでは、新しいメンバーを迎え入れました。 さっそく歓迎企画として、「お花見フォトさんぽ」を開催することに!引っ越してきたばかりの新メンバーに長野の街を案内しつつ、みんなで写真を撮り合って親睦を深めよう、という企画です。 行き先は、春真っ盛りの城山公園。権堂から仲見世通りを通り、善光寺を経由していくコースに決まりました。 天気は快晴、桜も満開。社長からは、ポチ袋でお小遣いの支給が(!)。 メンバーの撮った写真とともに、フォトさんぽの様子をご覧くだ

進んでいくために、「節目」はある

3月は、卒業の季節です。 この時期の空気の匂いって、なんだかそわそわしませんか。何かが終わる気配と、新しいことが始まる予感が溶け込んでいるからでしょうか。 社会に出ると、卒業を意識することはほとんどなくなります。卒業しなくても、3月はせわしなく過ぎていってしまいます。 でも、卒業までいかずとも、「節目」はいろいろなところにあります。節目を意識することで、自分の変化を実感し、また前に進んでいくことができるのではないでしょうか。 これを機に私も、エルに入って以降、成長を感じ

「考えすぎ」の活かし方

私は、ものごとを考えすぎてしまう性格です。この性格によって悩むことも多いため、「考えすぎてしまうのは、自分の弱点だなあ…」と思ってきました。 でも、仕事をするようになってから、「考えすぎることは、決して悪いことではない」と感じることが増えました。 「考えすぎ」な性格を、自分をくるしくさせるのではなく、ものごとをよくするために使えたら。弱点ではなく、長所だと思えるようになるのではないでしょうか。 今回は、「考えすぎ」をいい方向に使うため方法を、自分なりにまとめてみました。

荒木哲郎監督トークセッション JBN×エル

1月19日。長野を拠点とする制作会社、JBNさんと弊社での合同イベント『荒木哲郎監督とのトークセッション』が開催されました。 開催のきっかけは、さかのぼること約5年前。当時から、『進撃の巨人』の大ファンだったハラさん。その話をJBN坂田さんにしたところ、坂田さんと荒木監督は、大学時代からの友人関係だったことが判明。すごい繋がり…! そこから開催に至るまでの経路は、こちらの記事でご覧ください。 本当は昨年の11月に開催予定だったのですが、コロナの影響で延期に…年をまたいでつ

「求められるディレクター」に必要な人間力

「ディレクターに必要な力とは何だろう」 ふと、最近考えました。 そもそも、ディレクション力とは何でしょうか。 英語の”direct”には、「指示する、指導する、監督する、管理する」などの意味があります。しかし、ディレクション力とは単に、統率力や指導力を指すものではありません。 ディレクターの仕事は、案件に関わる「人、時間、お金」を、みんなにとって一番いいかたちにコントロールすること。そのためには、統率力や指導力以外にも、洞察力、コミュニケーション能力、交渉力…など、いろいろ

無理なく続ける、チーム勉強会

Web制作をしていると、学びたいことがどんどん増えます。 日々アップデートされる情報、進んでいく技術。「もっと勉強しないとな…」と感じることがたくさんあります。 先日、ディレクション力向上雑談会で、エンジニアの長張から「勉強会をしたい」という提案がありました。 ただ「勉強会をしたい」というのではなく、どうすれば無理なくコンスタントに勉強会を開催できるのかについて、案を出してくれました。 勉強会を行ううえでの課題は、ホスト役の負担が大きいと活性化しづらいことです。一人にかか