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デザイン思考が世界を変える<メモ>ティムブラウン

💫全体のあらすじ

人々のニーズを探り出し、飛躍的発想で生活を豊かにする―それが「デザイン思考」だ。研究や開発部門だけでなく全社的に浸透させれば、組織は持続的にイノベーションを生み出すことができる。その推進役として名を馳せたデザイン・ファームIDEOを率いるCEOティム・ブラウンが、デザインとイノベーションの必要性を、具体例を交えて解説。組織を蘇らせる方法や社会的問題を解決するための秘訣を経験談とともに明かす。
- Amazonより引用

🤓デザイナー必見、世の中にデザイン思考を広めた1冊!

💫ティムブラウンって誰?

アップルのマウス開発から始まる画期的なプロジェクトで世界的に脚光を浴びてきたデザインコンサルティングファームIDEOの社長兼CEO。イギリス生まれ。「デザイン思考」を広く世に浸透させることで、企業の組織改革や、病院・大学・NPOのサポートを通してなど、世界のさまざまな地域の社会問題の解決に取り組んでいる。
- Amazonより引用

🤓デザイン思考の伝道者!

💫デザイン思考家の仕事

1. 制約を喜んで受け入れるのが、デザイナーというもの
イームズもよく述べていた言葉。制約はデザイン思考の基本であり、制約がなければデザインは生まれない。最良のデザインは厳しい制約であればあるほど生まれる。

2.デザイナーの仕事は、ニーズを需要に変えること
人々が自分でさえ気付いていない内なるニーズを明らかにする手助けを行なうことこそが、デザイン思考の核になる。表面化されたニーズを満たすことではない。顧客も気づいていない潜在的な問題を見つけていこう。

💫デザイン思考の理論

1.「人間中心」のイノベーション・アプローチ

2. 成功するアイディアには三つの重なり合う条件
・技術的実現性(現在またはそう遠くない将来、技術的に実現できるかどうか)
・経済的実現性(持続可能なビジネス・モデルの一部になりそうかどうか)
・有用性(人々にとって合理的で役立つかどうか)
そして大切なのは、これらを全て解決しようとするのではなく、バランスをとること!

3.成功するデザイン・プログラムの三つの要素
 ・洞察/インサイト
(人々が日常的に行なうさまざまな考えなしの行動まで探る)
・観察/オブザベーション(人々のしないことに目を向け、言わないことに耳を傾ける)
・共感/エンパシー(他人の身になる)
潜在的な部分までを追い求める。思いやりを持って考える。

4.デザイン思考を体験するための4つの心理状態
・収束的思考(既知の情報から論理的に思考や推論を進める)
・発散的思考(既知の情報から様々に考えをめぐらせ新たな物を生み出していく)
・分析
・綜合(まとめる)
よりよいアイディア例を多方向から集めて知る。思い入れのあるアイディアも時には捨てる。データをとる。まとめる、パターンを生み出す。

💫デザイン思考のチーム設計

1.いかなる個人よりも全員の方が賢い
ティムブラウンがCEOの会社IDEOが掲げる格言。異分野連携のチーム形態で、アイデアが全員で共有し、一人ひとりがそのアイデアに対して責任を負っていくことが重要。中途半端な妥協に落ち着くこと(多数決案など)が一番よくない。

2.チームには間違いを犯す時間、空間、予算を与えるべき
=実験意欲を大切にするべき。実験意欲は新しい可能性に心を開き、新たな方向性に目を向け、常に新たなソリューションを提案することに繋がる。これまでの大きな発明の裏には膨大な実験の積み重ねが隠れている。

💫これから必要なこと

教育、医療、メディア、労働、ビジネスなど、時代遅れになった社会システムをデザインし直す

💫まとめ

デザインは技術ではない、思考である。といのがよくわかる一冊。表層面だけの設計では、これからの世の中は変わらない。人間の潜在的なニーズを見つけ出すことから、デザイン思考ははじまる。デザイナーという職種に止まらず、全ての仕事において重要な考え方であることがよくわかった。
そして、これからは孤高のデザイナーの時代は終わるということを強く感じた。いろんな知見をもったエキスパートチームで力を合わせてやっていかなければ、イノベーションは起きない。大事なのは1つのアイディアではなく、1つの問いを見つけ出すことから始まる。

広告デザインを大学時代から学んできたが、あれがいわゆる表層的なデザインなのだろう。誰かの思いを形にすることがデザインだと思ってきたが、これからはニーズを探り出すことから考えていく思考が大事だ。


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都内デザイナ〜