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今大切なこと 森とつながる

現在起きている問題は、すべてつながっている

世界を変えたコロナ禍はもちろんですが、すでにこれまでの暮らしや社会のあり方に、歪みが生じて限界にきていることは明らかです。

 気候変動による災害や経済の停滞だけではなく、鬱や引きこもりといった心の問題も増えています。さらに、ITやAIの進化に伴う産業構造の変化は、人の生き方そのものに大きな問いを投げかけています。

その中で現在、人の心の問題から経済や環境問題まで、「すべての問題はつながっている」ということが、多くの人にも認識されるようになっています。

森に学ぶ  多様性と活かし合う関係性 循環するエコシステム

森では、多様な生命が独自の役割をもち、それぞれが互いに活かし合いながら、全てのものが循環し、永遠のサイクルの中で生き続けています。私たちが森を守ることは、森にも守られることになります。

 人も自然の一部です。森の自然の生態系の営みや関係性、循環するシステムの姿から学ことは、現代の社会や私たちのありように対して大きな知恵を与えてくれます。

 そして日本は森林率が国土の70%を占める世界有数の森林国です。日本には、森や里山の資源を循環させ自然に寄り添いながら多様な文化培ってきた知恵があります。

森とつながる 未来をつくる

これからは、経済発展が幸せの指標であった時代から、
いかにバランスを取りながら、環境を守り心が満たされる社会にしていくか考えていく時代です。これからの時代をどう生きてくか。50年後100年後を見据えてどう事業を営んでいくか。一度足を止めてじっくり見つめる時間も大切です。

 それは、自身の中に埋もれてしまっている豊かな感性や才能を見出すこと。この先の世代に残し伝えていきたい事業や文化を作り直していくことにつながります。

 一人一人が自分自身や事業のありようを見つめ、望ましい未来を創っていくために、森とのつながりを取り戻し、人と人、人と自然が活かし合う知恵を学び合いませんか?

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