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ダンプカーのタイヤに輪っかがあるデザイン

 自家用車に乗っている時でも、道を歩いている時でも、大型車、主にダンプカーを見掛けた際には、(安全を確保しつつ、)後輪に括目👀してください。

 横に二つ並んだ状態の『ダブルタイヤ』が、前後に二軸(=この写真のように、一ヶ所で合計4個)装備されているのが通常ですが、それらを”束ねる”ような格好でベルトのようなものが付けられている例がよく見受けられることを知っていますか?

 

ダンプのタイヤのベルト-2

◆2つの車軸の”渡り”部分=外部から木出来る範囲 が橙色囲み◆
◆緑の線=隠れて見えないベルトの全容◆

 

 これの名称は『石噛み防止ベルト』と呼ぶそうです。

 目的については名前の通りで、乗用車とは異なる事情や特性を何となくであれば想像できるのですが、「こんなもので本当に効果があるのか!?🙄」というのが素人の感覚として自然、でしょうか。

 

 未舗装であったり、さらに石がゴロゴロしていたり、そのような悪路を走ることもあろうダンプカーの”足元”において、この『ダブルタイヤ』の平行連結の形態は、そこに自ずと隙間が出来ていますので、時々そこに「異物が詰まる」という話です。
※軸と軸との隙間/橙色の枠x2の領域 ではないですよ!

 その事態は望ましくないということは言うまでもなく、回避するための工夫仕様であり、効果があるから定着しているのだと考えるべきでしょう。

 そしてその〔効果〕について少し調べてみると、どうやら〔防止〕という言葉表現は、厳密には誤解を生みそうです🤔

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 隙間がある以上、条件が揃えば挟まるはずで、ベルトの位置は接地面の辺りではない(緑のラインを参照)ので、根本的なガードになり得るはずがない!と、いう理屈っぽさを維持しつつ〔説明〕を見ると、これの効用について「より正確な」ところが判明しました💡

 

ダンプのタイヤのベルト-2

 

 接地面で一旦石が噛みます/ダブルタイヤの隙間に挟まります。
 その状態でタイヤが回転すると、一周するまでにベルトに接触するポイント(=橙色枠内エリアの端の方)にすぐさしかかりますね。その所で「車軸の内側から伸びているベルトに剥ぎ取られる」というような展開になります。

 厳密には、

【装着してても石は噛む。
 噛んでしまった石を(その直後に)落としてくれる】

という役割を果たすのが、このベルトの特性だった!というお話でした。

 

 実際に観察して目の当たりにできればよいのですけれど、これはちょっと難しそうです😵

 

◆代わりに、お手軽な題材があります👇◆

 

 

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