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伽藍博物堂プロデュース公演 #浜辺の猿  が無事に終わりました

静岡市人宿町やどりぎ座で開催された
「伽藍博物堂プロデュース #浜辺の猿」公演
無事に終えることが出来ました。
今公演を通して静岡市エリア、あるいはやどりぎ座での公演に関して得られた課題点等をいくつか。


●SNSの活用

今や当たり前となったTwitterやFacebookを使った宣伝活動。
当たり前だと思っていたが、そうでもなかった
各種サービスに登録していないメンバーがいて、演劇に携わり、役者さんやってるなら当たり前に(Twitterなどを)使っているものだというのは認識違いであった。

世代によって違うかというとそうでもなく、生活環境によって違う、といったところだろうか。
「これを機に使ってみては」とも思ったが、今回の公演のためだけに登録して使って公演が終わったら更新しなくなる、では意味がない。
なので登録や利用を勧めるとはしなかった。

現在登録済みで利用している人が更に使えるように、チラシ画像だけではなく宣伝用の画像素材や映像素材を作成して共有した。

最近は動画も簡単に作成ができる。
あまり凝ったことはせず、iPhoneで撮影した動画や事前に作った画像をiMovieでつなぎ合わせた。

当日券の案内画像はさきの画像を流用して画像とテキストの一部入れ替えて作成


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挟み込みチラシを手にするのはどこかしらの演劇公演を観た事が前提になっている。たまたま挟み込まれている公演を観ていない人には届かない。
チラシだけでは情報が届かない人でもTwitterなら届くのではないか?
そう仮定し頻繁にツイートしていた。
アンケートの回答から各回、一定数TwitterやFacebookを見たという方がいたのでインターネットを使った宣伝活用はやどりぎ座公演においても有用であると実証された。

●「予約」客の数

今公演では通常のチケットに加えてオンラインチケットを導入し、遠方の方や出演者スタッフに近しい人がいなくてもチケット購入がしやすい環境を作った。
オンラインチケットを導入したが、結果的に予約・取置きの数はかなりあった。

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会場となる劇場を含めて取扱場所はあったが、基本静岡市内。
観劇のためならば行くが、チケットを買うため「だけ」にそこに行くには遠すぎる、というケースが少なくない。

出演者やスタッフの中に直接購入(手売りチケットの購入)ができる間柄の人がいるのなら問題ないが、それも多くはない。
手売りで購入可能な人がいるとしても、実際に会う機会があるかはまた別だ。
ならばオンラインで決済まで完了できるオンラインチケットを導入するべきではないか?

結果的に(おそらく)やどりぎ座で開催される公演では初、静岡市エリアでも数少ない導入事例として実績が残せたと自負している。

導入した背景には「予約・取置き」を減らして、当日、受付でお金のやり取りを減らしたいという考えがあった。

自分が観客として会場で面倒だなと感じるのは「支払い」。
事前に済ませる手段があれば済ませたい。

加えて静岡県内でも西部や一部中部エリアではオンラインチケット(主にライブポケット)の導入が進んでいる。
静岡市エリアでも過去導入実績はあるが、やどりぎ座公演での実績はない。
実績や前例がないなら、最初の事例となって後に続けやすくしておけばいいのではないか?

そうした考えのもと、今回オンラインチケットを導入したが、予約・取置きの数はかなりあった。

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「予約・取置き」はオンラインチケットが使えない、インターネットに明るくない方を「カバーするための手段」として俺は考えていた。

オンラインチケットを導入した事で見えたのは「どのような手段として」あるのか、それを関係者で深く共有できていなかった、という点である。

固定化されたメンバーで構成される劇団やグループならば回数を重ねて時間をかけて、メンバーやお客様に浸透させることが出来る。
だが今回は様々な人が公演のために集まった形で公演が終われば解散となる。
そのため芝居作りそのものと同時にチケット販売を含めた制作面も短時間で行う。
短時間ではなかなか共有は難しい。
実際に導入した公演を経験してみないと体感しにくい。

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●ターゲットの明確化

今公演はターゲットが明確になっていた。
ターゲットは日頃から観劇する「ヘビーユーザー」

ターゲットを明確にすると自ずとアプローチ方法が明確になる、というメリットがある。
一方、劇団に所属したりプレーヤー側ではないが、誘われたらまぁ観に行くかも、というライトユーザーへのカバーが不足していた印象が残る。
ターゲットを絞れば絞るほど、そこから漏れてしまう人がいる。
小劇場での上演という事もライトユーザーにとっての観劇ハードルを高めている。
「ライトユーザー」は「未来のヘビーユーザー」であり、ライトユーザーが観劇出来れば、観客全体が増えるのではないか。
実際、観客席には観客でありながら別の日別の場所では舞台に立っているプレーヤー側の人が少なくなかった。
もちろん、そうした人も大切な観客ではあるが、身内感が強まってしまうおそれがあった。

***

●料金設定

今公演は(前売り価格で)一般3,000円、学生2,000円であった。
一概にこの価格が高い・安いとは言い難いが、相対的に他の公演と金額だけを単純比較した時に1.5倍〜3倍くらいの価格となる。
ヘビーユーザーであればまぁこの価格帯であっても違和感なく受け入れるであろう。
だがライトユーザーにとっては、たまに観る公演が1,500円〜2,000円くらいなので若干高めに感じることがある
もちろん作る側としては価格以上の体験を提供するという自負がある。
ただそれでもやはり金額ベースで捉えた時に他の過去に観た演劇公演と比較してしまう。

提供する側が設定価格を高い安いと決める事は出来ないが、高いと感じて敬遠してしまうライトユーザーもいる。

金額という物理面、小劇場という心理面においてはハードルがある。
その事に提供側がどれほど意識しているか、これはとても重要ではないだろうか。

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最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事は加筆していくかもしれません。
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大吉
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WEBサイトづくりやデザインやイベントの作り手にいること、演劇観たり作ったり、美術館にいるのが好き SNS各種リンク先→ https://linktr.ee/design_sho
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