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肌感覚

冒頭の写真は、アフリカ大陸のケニアで撮影した一枚だ。

ケニアといえば、赤道直下の国。赤道と聞けば、うだるような暑さを想像する。

昨年アフリカ大陸に行った時、アフリカは暑かろう・・と思っていた。が、しかし意外と涼しい地域もあった。

日の出前にゲストハウスで朝食をとりながら、羽織るものが一枚欲しいと感じたときにアフリカって、暑くない。改めて自分の固定概念が覆された。

インターネットなどの発達より、色々な情報が簡単に手に入るようになった。スマホで簡単に検索して欲しい情報は知りたいときに手に入る。分からないことは、スマホに話しかければ答えてくれる時代がやってきた。

世の中、とても便利になってきた。

自分で触れることなく、物事を理解できるデジタルな世界もテクノロジーの発展によって身近になってきた。

しかし、それで本当に物事を理解できるのだろうか。

その土地のことを理解しようとした場合、気候や温度のみならず。匂いや音や雰囲気などからもその空間を「知る」ことができる。コミュニケーションもそうだ。その土地の人が毎日何を食べているのか、舌で味わう。

インジェラというエチオピアの人の主食を一緒に食べながら、「美味しい」という味覚の違いを知り。お互いの感じ合うことを語ることで相互理解を深めることができる。そのプロセスも自分の感性を磨く一つの経験となる。

今日は会社の先輩とランチをしている時、

「人の好奇心って減っていくよね・・」

という会話になったときに、直感的にそうはなりたくないと思った。

固定概念を覆すことは、自分の生きる楽しさを増幅させる一つの要素だ。

肌感覚が研ぎ澄まされれば、好奇心が減ることは「きっと」ない。

今年もどこかを旅して、肌感覚を研ぎ澄ませたい。

今年は9月にインドいきます!

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