Departure from ordinary way
僕が大学の頃、後輩の着てたT-shirtsに印刷されていた言葉。
Departure from ordinary way.
この言葉から、凄まじいインスピレーションを受けた。
はじまりは、いつも通りの道から。
当たり前のことを言ってるけど、哲学的。英語がダイレクトに脳内に放り込まれた時の衝撃は未だに残っている。
この言葉は、自分に「自然体でいい」ということの気づきを与えてくれた。
何かを「はじめる」って、相当な覚悟が必要だと思っていた。
その自分の考えを覆してくれたのがこの言葉。なんでも、まずは歩き出してみよう。そんな気持ちをもたらしてくれた。
歩き出す第一歩は普段通りで良い。
それは、日々の日常の延長でしかない。
暮らすように、旅しよう。
その旅に「暮らし」や「人生」のヒントが隠れている。
旅は特別なものじゃない。
そのスタンスは学生の頃から今も変わっておらず、今もバックパック一つで、とにかく街を歩く。そこで暮らす人々の息遣いをも感じられるような、旅を今でも続けている。
僕が大学4年生の頃。
就職が決まって、卒業に向けてのカウントダウンが始まった頃、apple好きのゼミの恩師がスティーブ・ジョブズ氏のスピーチのYouTubeを見せてくれた。
多くの方がご存知、有名な米国のスタンフォード大学の講演だ。
そう、ジョブズ氏がスタンフォード大学の学生に送った言葉に添えられた写真も「道」の写真だった。(写真引用:Whole Earth Catalogueより)
「道」には次、どこに続くのか。どんな世界が広がっているのか。自分の想像力を掻き立てるものがある。まだ見ぬ世界には、自分の目で見てやろうという意欲が湧く。Stay hungry, Stay foolish..
その言葉には、「ハングリーであれ、愚か者であれ」という訳がつき。様々な解釈が与えられている。僕の中では、「現状に満足せずに歩み続けろ。さらには、アホで良い。常識に捉われるな!」そんなメッセージが含まれていると感じている。
僕はこれからも旅をする。そして、「道」の写真を撮り続ける。いつかは、まだ見ぬ場所へ到達したい。日常の変わらぬ歩みから、日々成長していきたい。改めて、その言葉を噛みしめる。Departure from Ordinalyway.
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