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Webデザイナーのどうでもいい話#4ケツを拭くって話

他人のケツを拭くって、フリーランスのWebデザイナーにとってはあるあるなお話しかなと。
これ、不良な引継ぎ案件です。
●連絡が取れなくなった
●希望通りにならない
●発注先がやめてしまった

みたいな感じで、続行不可のモノを別の人に依頼しなおすというパターン。

こういう時、制作に使った元データがもらえないことが多いので、デザインデータを作り直す、という対応はありますね。
ですが、同じケツを拭くでも
クライアント側の理由で、依頼していた業者を変えた時。
つまり気に入らなくて乗り換えですよね。この場合も結果としてケツを拭くことになるわけで。
このパターンはデザインデータをもらえないことがとても多いです。
デザイン会社の意地なんでしょうか?作ったものは他人には渡せないと。

でもこれ、契約書次第なんですよ。
制作物はすべてお客様のもの、つまり作ったのは制作会社でも制作物の著作は自分たちにあるという一文があれば、元データも全て納品しないとあかんってことですね。
もし自分が乗り換えされてしまった場合にデータを渡したくないなら、著作は自分にあると書いて、使用権だけお客様に、ですね。

契約書を交わさず仕事をしているフリーランスも多いようですが、自分に有利に書くのも自分を守るためには大事なことです。

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