アートキャリアをオンラインで成功させるために
イオナ・ローランドさんは、公的な依頼と個人コレクター両方のためにポップアートにインスパイアされた作品を制作している、多分野のアーティストです。
彼女は、ソランジュ・ノウルズの肖像画でダーウェント芸術相2018の最終選考に残りました。
ダーウェント芸術賞のInstagramで行われたライブトークで、イオナさんは、芸術の分野でキャリアを始めたい人、またはアーティストとしてソーシャルメディアでファンを増やしたい人へのアドバイスを話してくれました。
ここでは、そのトップ５をご紹介します。
まずは始めて見ること
まずは、アート作品の練習で実験してみること。
「私が初めてアートスクールに通い始めた頃、とても大きな写実的な肖像画を創っていました」とイオナさんは説明します。
講師の一人が、このスタイルから脱却して何が起こるか試してみることを提案した後、私は大学で開催されるすべてのワークショップを試し始めました。
スクリーンプリントのワークショップで、即興でスクリーンプリントをする方法を学び、それを自分の作品に取り入れることができました。
この発見以来、私のこれまでのキャリアは、すべてこのプロセスによって支えられています。
クリエイティブな分野に踏み込むことを恐れないでください。その結果、あなたは嬉しい驚きを感じるかもしれませんよ。
キャリアの初期段階は辛抱強く。
「もし、あなたがアートを作ることに情熱を持っているならば、それがあなたの人生にどのようにフィットするかは別として、それをやり続けなければなりません。
パートタイムやフルタイムの仕事と並行してアーティスト活動をすることは、決して恥ずかしいことではありません。
例えば、ギャラリーでアシスタントとしてパートタイムで働くことは、私のキャリアの初期に大きなインスピレーションを与えてくれました」と若いアーティストが説明してくれました。
アーティストとしてオンラインで自分を売り込む方法を学ぶ
ファン層を特定する。
「ファンを増やすには、まずファンを理解する必要があります。
自分の仕事に興味を持つ人を見つけるために、ターゲットを絞ってアプローチするようにしましょう。
一度にすべてを征服することはできないのです。
イオナさんは、アーティストとして、すべての人にすべてに対応することはできない、ということを一番に考えています。
でも、自分のニッチな分野を知っていれば、ファンはきっと見つけてくれるはずです。
誠実であること、そして連携すること。
"私にとって、ソーシャルメディアにおけるアーティストとしての自分の声について学び、それを貫き通すことが極めて重要でした。自分自身と自分の価値観に忠実であることが大切です。"
"Instagramで誰かと連携することは、新しい幅広いオーディエンスにリーチするのに有効な手段です。
通常は、私が一緒に仕事をしたいと思う人に積極的にアプローチしています。
ビジュアルアーティストだけでなく、作家、ミュージシャン、パフォーマーなど、他のアーティストとの連携は、私に大きなステップアップを与えてくれました。
彼らと一緒に仕事をすることで、自分の作品をより広い文脈で理解することができるようになったのです」。
ダーウェント芸術賞のような公募展に参加する
「ダーウェント芸術賞は、私がこれまでに完成させたコミッションのきっかけとなりました。
国際的な規模で展示することで、これまで機会がなかった観客に作品を見せることができるようになりました」。
最後に、芸術賞に応募する際のイオナさんからのアドバイスです。
応募作品をよく吟味すること。
「もし、複数の作品で芸術賞に参加するのであれば、作品間に視覚的な一貫性があることを確認してください。
審査員に自分の作品を見てもらい、自信を持って選んでもらいたいのです。
皆さんもイオナさんのアドバイスに従って、ダーウェント芸術賞に応募してみることをお勧め致します。
毎年、詳細と応募は、www.derwent-artprize.com にて情報更新をしております。