Derrick Lotus

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社会人になって思春期がきた

思春期とはそもそもなんなのか。WHOの定義では 二次性徴の出現(乳房発育・声変わりなど)から性成熟(性機能が成熟する18~20歳頃)までの段階 子どもからおとなに向かって発達する心理的なプロセス 自己認識パターンの段階確立 社会経済上の相対的な依存状態から完全自立までの過渡期 だそうだ。おそらく身体的な思春期はとうの昔に過ぎ去った。 なんなら身長も声も小学校6年位からほとんど変わってない。中学上がる頃には170cm位あって今と数センチしか変わってない。大きめに買った

    • 読書感想文:ファスト教養

      常に焦燥感に駆られている。 ここ数年ずっとそう。 「社会人としてこれくらいは知っておかないと恥ずかしい」 「常に努力、成長しなきゃいけない」 「自分をアップデートしなきゃいけない」 思い起こせば誰かにこんなことを直接言われたことはないかもしれない。 じゃあ一体誰の声なんだろうか。 ネット上の誰かが言っていたような気もするけど、そんな一個人が発信した声ではない気がする、現に今ぱっと名前が出ないし。 なんかもっと大きい「何か」から常に見張られて、背後で囁かれている感じ。

      • SNSとの付き合い方:SNS断ち

        SNSとの付き合い方:SNS断ち 「孤独を愛さない人間は、自由を愛さない人間にほかならない。 なぜなら、孤独でいるときにのみ人間は自由なのだから。」 アルトゥール・ショーペンハウアー SNSが普及した現在ではそれに関わる様々な問題が露呈してきている。メンタルヘルス、情報操作、人種差別などに関わるSNSの影響については論文でも研究対象として広く扱われている。 そんな中で「SNS断ち」という言葉は聞いたことがあるだろうか。これは言葉の通り、Facebook、Twitter、I

        • 嘘は真実の6倍の速さで広まる?

          嘘は真実の6倍の速さで広まる? 「人は現実のすべてが見えるわけではなく、多くの人は見たいと思う現実しか見ない」 引用元:ガリア戦記 ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)著 情報リテラシーという言葉は高校くらいから学校の授業とかでもちょこちょこ聞いてきた。でもネットが既に普及し、スマホも手にしていた自分にとってはそんなことは当たり前過ぎて当時はほとんど聞き流していた。 自分には情報リテラシーがあると思っていた。でもこのスキルはそう簡単に身に付くものじゃないと大人になっ

        社会人になって思春期がきた

          「無知」はやっぱり怖いなあ

          最近、女性・女系天皇の賛否についての議論がニュースで取り上げられているのを見た。 これを見たとき、正直こう思った。 「どっちでもいいけど、最近は世界的にもジェンダーには敏感だし、性別関係なく認められて良いんじゃね?」 くらいの軽い考えを抱いていた。 でも本当にそうなのか、ちょっと調べてみた。 そうすると、ほんの少し調べただけで、 この問題はそんなに単純な問題ではないことがわかった。 必要な前提知識が少なすぎるこれを調べて思ったのは、そもそもこの議論に参加するため

          「無知」はやっぱり怖いなあ

          20卒のみんなは元気かな

          僕は2020年4月から、東北から上京して小さいIT企業に新卒入社した。 同期が一人もおらず、新卒採用の第一号だった。入社前は特に気にしていなかったけど、これが意外と寂しかった。 コロナで研修も全てリモートになり、上京して人と会うことはほぼなくなった。同い年の人とは全く会わなくなった(もうちょいイケメンだったらTinderとかで会えてたのかなあ)。 初めての社会人、最初は不安もいっぱいだしわからないことだらけだった。そんな中リモートだとやっぱり、相手の顔が見えなくてストレ

          20卒のみんなは元気かな

          中国って少子高齢化なのか

          中国政府が少子高齢化対策の一環として夫婦一組につき、3人まで子供を持つことを認める方針を示したそうだ。 このニュースでまず驚いたのが、中国で少子高齢化が進んでいるということだ。なんとなく、 「経済成長しているし子供もバンバン産んでるんだろうな」 と勝手に思っていた。 少子高齢化が進む中国 だが現実は違った。特に都市部の生活コストが高すぎて、子供を育てる余裕がない夫婦がほとんどだそうだ。 ん?? 子供を産まない原因が生活コストの高さにあるのに、「子供2人から3人まで

          中国って少子高齢化なのか

          新卒で上京して先輩とシェアハウスをすることになったお話:その2

          先輩と一緒に住みはじめて2ヶ月程経った頃、ある決定的な変化が起き始めた。その頃になると、毎朝先輩を起こすのが自分の日課になっていた。 前回の話を読んでいない方はこちら↓ 上京から2ヶ月後、先輩のママになるアラームは朝一度だけ聞こえるが、それっきりだ。起きれないなら何個か設定しておけばいいものを...。つまり自分がいるから大丈夫だと思って、当の本人は自分で起きる気なんてサラサラないのだ。 最初は特に自分には支障もないので、気にならなかった。自分は割と早起きだし、「ついでに

          新卒で上京して先輩とシェアハウスをすることになったお話:その2

          新卒で上京して先輩とシェアハウスをすることになったお話:その1

          地方の大学を卒業し今年の春から、上京してきた。 家に住むことが決まって、割とすぐに会社から「もう一人、先輩もその家に住むことになるかもしれない」と連絡があった。 「シェアハウスか...。(ちょっと不安だけど、まあ面白そうだな)わかりました。」と、特にその時は気にせず返事をした。その先輩とは一度内定式で会って、その時の印象は良い人そうだった。 そして三月に引っ越し、自分の後に先輩が引っ越してくることになった。そして先輩が引っ越してくる直前に、会社からこんなことを言われた。

          新卒で上京して先輩とシェアハウスをすることになったお話:その1

          情報のシャワーなんて浴びてたら溺れて終わる

          「情報のシャワーを浴びろ」とか「情報をたくさん得ろ」とか言われること多いけど(特にネット上では)、本当にそうだろうか? 正直自分はそうじゃないと思う。勿論全員が全員て訳じゃないけど、ほとんどの人が情報のシャワーなんて浴びてたら溺れて終わりなんじゃないかなーと。 中には情報のシャワー浴びて、どんどん成長できる人も当然いると思うし、実際にそういう人も見たことはある。けどその裏では情報の多さに潰れた人が五万といるんじゃないだろうか。 その両者には圧倒的に違うことがある。それは

          情報のシャワーなんて浴びてたら溺れて終わる