見出し画像

【皮膚科専門医試験対策】2022年令和4年以降の皮膚科専門医試験について

デルマ侍です。

皮膚科専門医試験の日程について、2022年以降についても言及されておりました!ご存知でしょうか?


画像2

まとめ

2021年以降、皮膚科専門医試験は秋〜冬の開催になることが決定!

画像1

それではみていきましょう。

今後の試験日程

本年度の皮膚科専門医試験の日程は発表されており、

令和3年度2021年度皮膚科専門医認定試験
日時:2021年11月7日(日)
会場:京都国立国際会館
にて実施予定となっています。

さらに

2022年以降は12月の第3,4週のいずれかの日曜日での開催を検討している、との情報も学会誌に記載されていました。
(情報元 にっぴかいし理事会議事録より2020、P2744)

な!?なんと!!これはThe big news!!!! 

試験日程の変遷

皮膚科専門医試験は

2019年までは通例8月の第1日曜日、主にに東京で行われていました。(ちなみに、同年から午後の口頭試問は廃止されました。)

2020年はオリンピックの予定でもともと8月に、東京を避けて大阪での試験開催の予定となっていましたが、新型コロナの関係で同年11月に延期され、東京で開催されました。

2021年は、夏にオリンピックが開催されるとして、なのか、2022年から12月の試験になるからの、その関係なのか、2021年の試験は11月に、しかも京都で行われることが決定しました。

そしてさらに2022年からは12月開催を検討しているとのこと。

皮膚科学会の本部自体は東京にありますので、いつも東京で試験は行われていました。

2021年は、試験会場の予約の関係で京都になったのでしょうか。今はどこも空いてそうですけど。

旧制度と新専門医制度 受験の時期

2018年から新専門医制度がはじまっています。新専門医制度と旧専門医制度の移行期間で、ごちゃごちゃになってしまうのですが、以下公表されている情報をまとめます。

旧制度で研修を開始した2017 年 7 月末迄の学会入会者は2022年8月、2017年12月末までに入会した人は2023年1月が最短の受験可能時期と日本皮膚科学会で発表されています。

2018 年 4 月からの新専門医制度による研修を開始する専攻医も最短で2023年1月以降に専門医試験を受験することが可能ですと2020年頃は公表されていました。

2021年2月の日皮誌では、2022年度に新専門医制度の専攻医も最短で専門医試験受験可能と記載されていました!

旧制度では入会後5年間の研修が必要でしたが、新制度で2018年度からスタートした専攻医は4年8-9ヶ月の研修でokということでしょうか。ズレが生じてしまうのをここで軒並み揃えるということなのでしょうか。

まとめると

2022年12月に試験を受けられる人は、初期研修医2年が終わって3年目の4月に皮膚科に入局したとすると、

旧制度:2017年11月までに学会に入会し、産休などの休職期間が規定期間内で5年間研修を終えた人(最短では2021年4月の時点で医者7年目、皮膚科5年目、入局した年の11月までに入会)

新制度:2018年4月からの専攻医プログラムに参加している人(2021年4月の時点で医者6年目、皮膚科4年目)

ということになるでしょうか。

2023年以降の試験は基本的に新制度の専攻医の受験者+旧制度で受験できていない人。

2022年は2つ学年分が同時に試験を受けることになりそうです。試験の難易度にも注目!?

ごちゃごちゃになりますが、2021年以降は、新制度では5年目の冬 旧制度で4月からカウント始まりの先生は6年目の冬に受験の予定です。

おわり

いかがでしたか?

新制度で受験予定の人、旧制度で妊娠や出産などで休職し、受験が遅れている人、先延ばしにしている人など、来年以降に受ける方々もおられるかと思います。情報は常にキャッチしていたいですね。

学会認定制度 旧制度での単位習得の猶予がいつまでか、について、こんな記事も書いています。

皮膚科専門医試験の新制度(機構認定制度)の流れ、いつ専門医試験が受けられるのか、についてまとめています。

そもそも、専門医制度の新制度と旧制度、なにが違うの?いつからはじまっている?こんな記事も書いています。

皮膚科専門医試験では、提出する受験書類の事前評価があります。書類審査5について、わかっていることをまとめました。他20人程度の書類審査結果と合否をまとめました。

お読みいただきありがとうございました。

目次もありますので、他の記事も読んでもらえると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?