ホン雑記 Vol.582「私は無限に薄まるけどなくならない」

今日はささっとヘンなこと書いて終わるぜぃ。

昨日散歩してたらまたヘンなこと思いついた。だいたい散歩中に思いつくし、オレはたまにヘンなことを言う。

近頃の科学者の中には、時間は存在しないとか、未来から過去に向かって流れてるとかの説を唱える人もいる。
そもそも相対性理論が肌感的には理解できないんで、それらもそんなこともあるんかもなーぐらいに思っている。

で、それと似た感じで…いや、似た感じって言うても、「逆に」ってことだけが似てるんだけど、昨日「宇宙を作ってんのってオレらじゃね？」ってことを思ったんだよね。宇宙の中に我々にいるんだけども、その側もひょっとして作ってね？　と。

たとえば、赤血球でもシナプスでもDNAでもいいんだけど、オレの誕生よりもオレの体内の彼らの誕生のほうが先なわけだ。
生まれてからのオレの意思で、ちょっと酸素送ってくれやーとか、ウィンクさせてくれやーとかいちいち指示したわけではない。彼らの仕事は、オレや神様（宇宙・世界）が作ったものじゃなくて、おのおの自分で考えて分化していったと思うんだよ。
そりゃそうだよな。植物は脳がなくてもドン引きするほどの意志があるし、その意志も誰かに持てって言われて持ちはじめたわけじゃなくて、自分で決めたはず。いやいや、遺伝子やらなんやらによって小指の細胞になるのは既に決まってますとかそんな話じゃなくて、最初の最初の話さ。

生命にはいきなり自走・自律があった。そうでないなら、最初にそれらのプログラムを走らせた「何か」はどうやって走りはじめたんだってことになるじゃないか。たまたまとか言うなよ～？　えぇ～？
ま、このへんは今の科学の王道とズレる発想かもしれんけどな。オレ的には素粒子にさえ意志があると思ってる。いやいや、生命とかそんな些末なレベルの「意志」ではない。天と地との間には、オンドレらには理解のしようもない節理が働いているのだ。じゃー、オレにも理解のしようがないな。やべー。
とにかく、ミクロやマクロのどのレベルでも物体（物質？）同士の「連携」というものがある以上、超微細な意味での意志はある。

ま、素粒子は置いとくにしても、たとえばオレの血小板にやる気がなかったら、ちょっとケガしただけでも死んじゃうわけだよね。そいつらはオレより先に生まれてるんだよ。
ということが、まずひとつ目のことがら。

それと、宇宙の構造はそれこそミクロからマクロまで、「何かが有るところに、より何かが引き寄せられる」っていうエネルギーが浸透してる。それは万有引力なのか素粒子間の4つの力なのか、ひょっとして愛なのかしらんけど（愛は引力の一部とワシは思うておる）、宇宙で最も大きな構造はグレートウォールの集まりになってる（グレートウォール＞超銀河団＞銀河団＞銀河群＞銀河＞太陽系）。そのグレートウォールも、あるところとないところに分かれる、つまり泡みたいな形になってる。

どこまで行っても「なるべく近くの、なるべく同じ構造物とくっつこうとする力」がある。この摂理が宇宙中にあるからこそ、我々は生まれながらにやたらと寂しいのだ。で、同じような構造物と群れ、時にはちょっとだけある部分が違う構造物と、異様にくっつきたがる。いや、下ネタじゃないからこれ。
で、これがもうひとつのことがら。

微細というかミクロというか下位側が先に生まれ、それが上の階層を作る。で、その関係性はどのレベル（階層もレベルも一緒やな）でも同じ。

ってことで、「宇宙はオレらが作ってんじゃね？」ってことになったわけ。もちろんオレらってのはこの体外の植物も微生物も原子も含めてね。僕らはみんな生きている～♪　の「僕ら」と同じヤツね。

寄与度は無量大数の無量大数乗の無量大数乗分の1より遥かに少ないだろうけど、生きてる以上確実に宇宙を生成してる。何もしてないなんてことはないのだ。

あ、やっぱりすでに死んだ人も、今生成してる。あなたが覚えている限り。

あ、やっぱり誰も覚えてなくてもしてるわ。