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大人の通知表

仕事での依頼をしたり、依頼されたり、その上で成り立つ信頼関係。

そんなこんなで社会人を10年やってきた。

全国に拠点があるとはいえ、10年同じ会社に勤めていると顔見知りも増えて仕事のやりとりはスムーズに進むことが多い。

“コンテスト”やるってよ

最近行っていることとして「これ自分の通知表だな」とまともに喰らった出来事。

社内の施策として“上期成果コンテスト”を企画した。

ルールはたったの3つだ。

❶各支社で生み出したコンテンツをエントリー(自由参加で強制ではない)
❷エントリーしていようがしていなかろうが、部門が違っても構わない。全社員で出揃ったエントリーの中から一番良いものへ投票+コメントをする
❸エントリーした同じ支社のメンバーは同じ支社には投票できない

ただそれだけ。至極シンプル

承認欲求を有効エネルギーとして社内循環によって次のエネルギーとするわけだ。

自分の通知表

始まってみると、どんどん広めて投票しようとしてくれる人と、
斜に構えて冷めている人。忙しいを理由にする人。
もっと広めるにはこうしたらいいんじゃない?と具体策をくれる人。

いろんな人がいる。
こちらから石を投げるとどんな波紋の広がり方をするか。
人によって異なることが面白い。
ほとんどが想定通りではあるけど。

その結果、投票数が賛同数であり施策の効果スケールと考えると、狙いとしている数字にあと少しだ。
ただし、個人的に連絡を取って、地道なベタベタ営業をかけている状態。

ここでよく思い出す。SHOWROOMの前田裕二さんが言っていた。

コスパ悪いが最もコスパがいい

とはよく言ったもので、今効率的に出来る投網のような量の仕方でまとめて釣ろうとしてもヒットしない。
一人ひとり素潜りでモリで刺していくようなヒットの仕方。

ここでの投票数の成果はほぼ出ている。

元々の信用があった数は想定通り。
あとの伸び代は、自分がプライドを捨てて一人ひとりに向き合って心を掴めるか。

人の心を掴むために何が必要なのかを改めて実践する。

この打席に立っていることがワクワクする。日々挑戦だ。

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