死活問題

どうも勤務歯科医師のかずぴんです。


私は仮想通貨をはじめとした投資活動をしながら、勤務歯科医師をしております。


イケダハヤト氏のブログや、noteコンテンツなどを拝読し

「努力が価値を生み出すビジネスモデル」というような記述が見受けられましたので、その時に感じたことを書いてみます、

言い得て妙であるな、と感じました。非常に納得できるのと同時に危惧している点があります。

現在の技工士の労働環境の問題です。

我々歯科医師は、適切で妥当な歯科医療を行うことで国の歯科医療財源にフリーアクセスできる(保険診療を行うことができる)のですが、得た利益が技工士に行き渡らない問題があります。定額の報酬が法的に規定されている保険診療において、報酬が関係者で適切に分配されていない実態があるのです。。。

歯科医院は国から一定の保険診療報酬を得ますが、技工士の銀歯作成料金などは個々の技工所が設定しており、過酷な価格競争が行われているのが現実です。

その結果、低単価で超長時間労働を行う現状があります。私個人の力ではどうすることもできない問題です。かつ、個人責任に帰する問題でもないように思います。

技工士は業界全体が高齢化が進行し、離職率も高く、後継者もいない状況です。だれも技工士として働きたくないわけです。。。

その結果、技工士が日本から技工士がいなくなり患者さんに適切な歯科医療が提供できなくなる可能性が高いと考えています。いずれ医療もAI化が進むのでしょうが、技工士の行う個々の歯に合わせたオーダーメイドの技工物を作成するという技術のAI化自動化には時間を要するものと考えます。
「技工士」というビジネスモデルはどのように発展していけばよいのでしょうか。

自問しても答えが見つからず苦悩してます。

以上私見でした

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?