【10年、15年活躍する装置が作れる!!】機械装置設計ってどんな仕事?①
今回から、デンソーFA山形の中身について、より深くみなさんに知ってもらうために、どんな仕事をしているのか、どんな人がどんな想いで働いているのかお伝えしていきます!
これから3回に渡って、そのインタビューの内容をお伝えしていきます。
第1回の話題は、「デンソーFA山形の仕事」、「機械装置設計の仕事」、「現場での仕事を経験して感じたこと」についてです。
それでは、今回インタビューに参加してくれた二人のプロフィールをご紹介します!
1人目は、佐藤誠さんです。
2人目は、権藤大地さんです。
二人は、同じ機械装置設計所属の同期同士、雰囲気からも仲がいいのが伝わってきます。
二人はいつから仲が良かったんですか?
佐藤
入社してから、研修などを通して自然と仲良くなりました。
仕事でも関わることは多いですか?
権藤
同じフロアにはいませんが、仕事の内容でおなじところがあるので、困ったときは、相談したり、助け合いながら仕事を進めています。
10年、15年と活躍する機械
デンソーFA山形で作っている設備について簡単に教えてください。
佐藤、権藤
簡単に説明すると、部品等を作るための設備を作る仕事です。
人の手をかけて、部品を作ることもできますが、そういった作業を効率よく自動で行うための設備を作っています。基本的にはプログラミングで、人が介在せずに自動で動きます。
当社で作っている設備は、一度作れば10年、15年と長い期間お客様の工場で活躍することができます。
設備を作るときには、何人でどのくらいの期間をかけて作りますか??
権藤
機械設計は大きい物件でおおよそ3人、製造も含めるともっと多くの人出が必要になります。大きな設備(50Mくらいになることも!)になると、お客様の工場に納めるまで1年くらいかかることもありますね。
機械設計の仕事
械装置設計の仕事を知らない人に仕事内容を伝えるとしたら、どんな風に説明しますか?
佐藤
例えば、部品Aと部品Bをズレやよれなく溶接し同じものを10万台生産したいとします。
溶接するのが人だとミスをしたり、業務効率に波があったりします。また、作業をする人が変わると同じものを作れなかったり、同じ時間で作れなかったりといった問題が出てきます。
しかし、機械であれば決まった時間、決まった動作で同じものを作ることが可能です。
そこで部品Aと部品Bをズレやよれなく溶接する機械を作ることになった場合、
・溶接する際の部品Aと部品Bの固定方法はどうするか
・溶接する場所までの部品Aと部品Bの運び方はどうするか
・人の介在時間はどのくらいにするのか
といったこと等を考える必要があります。
このように機械がどのくらいの仕事をするのかを考えながら、機械に必要となるものを選定していき、CADというソフトを使用しながら「部品Aと部品Bをズレやよれなく溶接し同じもの生産する装置」を仕上げていくのが機械装置設計の仕事です。
2年間の製造実習、先輩社員の背中
機械装置設計職の希望者は、入社して2年間は製造部に配属され、現場で基礎を学びます。
その研修期間でどんなことを学んだのかを教えてください。
権藤
設計志望の人は、2年間の製造部での現場実習を行います。参加メンバーは、製造、機械、電気の同期です。はじめの1ヶ月は組付け、モノを触っての実習、ロボットに関する座学を行いました。その後は、各現場に配属され、先輩社員に直接教わりながら仕事を覚えていきます。
佐藤
大学では基本的なことを学んできて、知識はありましたが、実際に現場に出るとやったことがないことに出会います。実際にやったことがないことにも取り組みながら、自分の知識を深めていきました。
権藤
入社したての頃は、先輩に質問するのは勇気がいりましたが、実際に聞いてみるとみなさん快く教えてくれました。機械設計者を目指すうえで、分からないことを聞かないで悩んでいるよりは、積極的に聞いてみることが大事です。
先輩方は一人一人、仕事に対する熱量、こうすべきだという考えをもっていて、それを吸収することができてよかったです。
10年目の先輩たちが、自分たちも、まだまだ勉強中だといいます。技術も進化していくので、お客様の要望に応じて、自分たちもスキルを上げていかなくてはならないと感じます。ここに楽しみや、やりがいを感じています。
機械設計者の二人が、どんな仕事をしているのか、イメージしていただけたでしょうか☺
次回は、二人が「デンソーFA山形を選んだ理由」について聞いていきたいと思います!
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