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今を素直に受け入れて今を素直に楽しむ

全国で緊急事態宣言が解除されました。
気がつけば5月もあと少し。
3月の頃は春休みとかゴールデンウィークを心配してたけど、4月からは、じたばたしても自分ひとりの力では簡単に変えられないことだと思うようになりました。
だから、今を素直に受け入れて今を素直に楽しむことに心が変化していきました。
これがなかなか精神的にスッキリしていきました。
もちろん様々な社会活動もしていますが、自粛生活を優先して自宅でデザートや料理をここのところ作っていました。
例えばシュークリーム。

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うちのオーブンは旧式ガスレンジなので温度調節がむずがしくて180度も200度も自分の手を入れた温度感が頼りです。シュークリームはオーブンを途中で開けられないので見えないオーブンの中を想像しながら、膨らみを想像しながら、35分間の温度調整を行う。
5回、10回と回数を重ねていくうちに、自分の想像とシュークリームの膨らみが一致してくる。それでも少しでも手を抜くと思い通りの仕上がりにならないところに面白さがある。
これってサッカーと同じだと思う(笑)

あと、暖か日と寒い日によっても湿度やらで微妙に変わってくるから楽しい。
ケーキ屋さんとかはデジタルの温度管理だから一年中安定して仕上がると思うけど、このアナログ感を楽しんでいます。

これもサッカー指導者の醍醐味と同じで同じレシピでも人によって出来映えが違うところ(笑)

計量すら20年以上使っているアナログの量りなのでこちらもほぼ目分量です。画像1

テラミスもクリームチーズにヨーグルト入れたり、スポンジも改良したりして楽しんでいる。

絵も4月から描き続けていてる。こちらも空いている日は朝から晩まで没頭している。
最初は好きなサッカー選手の模写をケント紙にマジックと色鉛筆で描いたりしていた。
この頃はイラストレーターで描いたりもしている。
こだわりとすると、簡単なアプリでイラスト風に加工したのではなくてひとつひとつ細かくパーツを作って重ねて作っているところ。
自己満足の世界観。
だから時間は相当かかっているけど。アウトラインになっているので融通が利く。
色鉛筆とかマジックペンとかも足りなくなってきたので購入するか、それとも油絵にチャレンジするか迷っているところ。

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料理作ってるときも絵を描いている時も頭の中にはいつもサッカーがある。
サッカーを忘れた事は不思議なんだけど一日も無い。
忘れるのかと思う自分がいたが、どうやらサッカーが勝っている。

それでも今は、「今を素直に受け入れて今を素直に楽しむ」事に決めている。
この頃は子ども達さえも1年ぐらい全くサッカーやらなくても良いようにさえ思えてきた。
その中で今まで体験出来なかったことを学んだり、違う生活をする時間が人生において大切なのではないかと自分自身が感じているから。
それでもサッカーが好きな少年はサッカーから心が離れるわけがない。
この飢えが実は一番大切だと思うからだ。
ドイツとか1ヶ月以上サッカーをやらないと聞いた事があるが、以前は理解出来なかったが今ではそれに共感できる自分がいる。
経験、体感することがどれだけ大切なことかを学べた事だけでも大きな収穫である。

そんな中、OB選手1,2名だけではあるが連絡を取り続けている。
そんなOBにも伝えたのだが、料理も、絵も全ては想像しながら創造して没頭できるかどうか。
このふたつは人生を楽しむプロセスとして大切なんじゃないかと伝えた。

このふたつが無くてもプロ選手Jリーガーにはなれると思う。
プロと呼ばれる仕事に就けると思う。
プロとはお金を貰えたらプロなのだろう。
お金を貰える生産性があればプロなのだろう。

それでも本当のプロとはやはり、想像であり創造と没頭だと私は思う。
それが萎えたらプロとは言えないと思っている。
プロフェッショナルの流儀なる番組もたまに見たりもしたが、お金を貰えることよりも先ずは自分が追求したいこと、人間としての幅があるところにドキュメンタリーとしての興味であったり自身へのヒントや気づきを感じる。

自分の仕事に妥協しないで追求し続けられるだけやりがいがある仕事。
好きなこと。
自分自身に嘘をつきたくない仕事。
きっとそれは好きなことであって楽しいことに繋がっていくのだと思う。

今を素直に受け入れて今を素直に楽しむ事が、周りの方々によい影響や勇気や希望や幸せを与える事が出来る人こそが本当のプロフェッショナルな方なのだと思う。

そろそろ世の中も動き始めますが、コロナ前の1月に戻ったわけではない。
緊急事態宣言が解除されただけで、東京オリンピックをやるとかやらないとか騒いでいた3月下旬に戻っただけ。

今を素直に、今日も一日、全てに感謝して、楽しんでいきたいと思います。

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